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4/5の1本目は、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」…この名台詞で有名なシェイクスピアの四大悲劇の一つ「ハムレット」の誕生秘話
『ハムネット』

監督・脚本・製作・編集は、『ノマドランド』でアカデミー賞の作品賞・監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督。
原作は、2020年に発表されたマギー・オファーレルの同名小説です。
妻アグネスの視点から夫ウィリアムがどんな存在だったのか、そして、シェイクスピア家の愛と悲劇を通して、“いかにして不朽の名戯曲「ハムレット」が誕生したか”に迫る物語です。

舞台は、1580年、イギリスの小さな村。
革手袋屋の息子として生まれ、普段は子供たちに語学を教えているウィリアム・シェイクスピアは、ある日、教室の窓辺から見かけた鷹を操る女性に心惹かれます。彼女の名はアグネス。森を愛し、薬草の知識に優れ、未来を見通す不思議な力を持つ神秘的な女性です。
やがてふたりは恋に落ち、アグネスは妊娠。両家の反対を押し切って結婚します。長女スザンナが誕生してすぐ、ウィリアムは作家としての成功を掴むため、単身ロンドンへ行くことに。
その後、双子の長男ハムネットと次女ジュディスが誕生し、アグネスは夫が不在の中で3人の子育てや家事に奮闘していました。
慎ましくも幸せな日々を送っていましたが、ある時、一家が暮らす村に不穏な空気が流れ込みます。それは、アグネスと子供たちにある悲劇をもたらすものでした…。

クロエ・ジャオ監督は、「この映画を製作した最も深い理由は、私たち人間が持つ変容させる力、どんなにつらい経験からも価値あるものを創造する能力を示すことで、その恐怖から目覚めさせたいからです」と語っています。
その恐怖とは「死」。誰しもがそこに向かい逃れられない死をどのように昇華させていくのか、シェイクスピアの底力を見た思いがして胸にずしんときました。

この作品では、最初から最後まで、アグネス役のジェシー・バックリーの演技に引き込まれました。鷹と共に森を走る生き生きした姿、薬草を自在に操る姿が神秘的で、本当に16世紀を生きているようです。
目が離せない圧巻の演技で今年のアカデミー賞・主演女優賞を獲得しました。

母として、父として、家族としての苦しみに、こちらの胸も痛みます。
シェイクスピアだけに、クライマックスは一体感のある劇場のシーン!
自分も観客の一人になりきれる名シーンです。是非、大スクリーンでご堪能下さい。

『ハムネット』
4月10日(金) 全国ロードショー
公式サイト:映画『ハムネット』オフィシャルサイト 2026.4.10公開
監督:クロエ・ジャオ
脚本:クロエ・ジャオ、マギー・オファーレル
製作:スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス
出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン
2025年/イギリス/ビスタサイズ/126分/カラー/英語/5.1ch/原題『HAMNET』/配給:パルコ ユニバーサル映画
©2025 FOCUS FEATURES LLC.

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