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6/4は、新たな人生の一歩を踏み出そうとする主人公を描いた作品を3本ご紹介。

1本目は、ディズニー100周年の2023年。ディズニーミュージカルの金字塔がついに実写映画化！
『リトル・マーメイド』

もう、どんなお話かご存知ですよね^^
主人公は、美しい声を持つ好奇心旺盛な人魚姫アリエル。
人間の世界に憧れる彼女は、掟を破ってその世界に近づき、ある嵐の夜、王子エリックを救います。
エリックに恋したアリエルに、恐ろしい取引を申し出たのは海の魔女アースラ。
「三日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しいその声を差し出せ！」というのです。
取引に応じたアリエルは、人間の世界での初めての体験に心躍らせ、エリックとの再会も果たします。
でも、声を失ったため想いを伝えることはできず…約束の期限は刻々と迫っていました…。

監督はミュージカルに精通し、『シカゴ』『イントゥ・ザ・ウッズ』の映画化で知られるロブ・マーシャル。
映画製作で大切なことを3つ挙げるとしたら何かと問われ「キャスト・キャスト・キャスト」と答えたそうですが、大いに納得するキャスティングです。

アリエル役に大抜擢されたのは、長編映画初主演のハリー・ベイリー。
あのビヨンセが自身のアルバムやツアーに参加させるほどの逸材。あの歌声はアリエルそのものです。守られるだけのお姫様ではなく、時には王子を引っ張っていくような強さ、自分で自分の道を切り開いていく現代女性らしい強い意志を持った素敵な女の子をキュートに演じました。
アリエルの父トリトン役は、映画『ノーカントリー』でアカデミー助演男優賞に輝いたハビエル・バルデム。
海の魔女アースラ役は女優でありコメディアンのメリッサ・マッカーシー。
どのキャストも、一筋縄ではいかない深みがあってとっても魅力的です。

何より楽しいのはアリエルの相棒たち。カニのセバスチャン、魚のフランダー、カツオドリのスカットル！
何か事件が起きる時、必ず彼らがそこにいて、可愛い笑いを生み出してくれるのです。

キャストと共にこの映画の魅力は映像の素晴らしさ！まるで自分が海の底にいるような臨場感。その海の中をアリエルと一緒に私たちもすごいスピードで自由自在に泳いでいる不思議な感覚なりますよ。
もちろん、おなじみの曲に新しい曲。ミュージカルの醍醐味もしっかり味わえます。

そして、吹き替え版もオススメです！
アリエルは、ミュージカルでお馴染み豊原江理佳さん。トリトン王は大塚明夫さん、アースラに浦嶋りんこさん、セバスチャンは木村昴さんと超豪華！
今の時代を反映したカップルの在り方や多様性など新しい要素も盛り込まれたこの作品。
可愛い笑いに心癒され、冒険に心躍り、すべての鍵は愛なのだとしみじみ…アリエルの姿に一歩踏み出す勇気をもらえること間違いなしです。

『リトル・マーメイド』
6月9日(金)全国劇場にて公開

公式サイト：実写『リトル・マーメイド』｜映画｜ディズニー公式 (disney.co.jp)
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配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン