ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.11.06

サンデー早起キネマ『犯罪都市 THE ROUNDUP』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
11/6は、唯一無二の素晴らしい人物・卓越した役者…壮絶な人生を描いた作品を3本。

2本目は、韓国映画。愛しマブリーの魅力炸裂!
一撃必殺ワンパンチで悪人たちをバッタバッタと張り倒す愉快痛快な勧善懲悪アクション
『犯罪都市 THE ROUNDUP』

このコーナーでもご紹介した2017年公開の『犯罪都市』のシリーズ2作目。
観る者すべてをくぎ付けにしてしまう鍛え抜かれた巨体、強面なのにズルいほどチャーミングな笑顔、ずば抜けたユーモアセンスと演技力、韓国が世界に誇る規格外俳優マ・ドンソクのライフワーク“怪物刑事マ・ソクト”が帰ってきました。

舞台は前作から4年後。暴力組織を一掃した後も、相変わらず荒っぽい捜査で世間の非難を浴びているクムチョン署の強力班。
ある日、韓国人犯罪者を引き取るため、マ・ソクトとチョン・イルマン班長がベトナムに派遣されます。
現地の容疑者への尋問で明らかになったのは、凶悪犯罪者カン・へサンの存在と、彼が起こした誘拐事件。マ・ソクトは、現地警察が止めるのも聞かず、勝手に捜査を始めます。
一方で、誘拐事件の被害者の父親は、裏社会と通じていて、警察に通報もせず、カン・ヘサンを抹殺するよう殺し屋に依頼していました。
三者は、お互いの存在を感じながら、思いがけず三つ巴へと突入!
果たして、マ・ソクトはカン・ヘサンを逮捕できるのか?

この映画の一番にして最大の魅力は、強面だけど愛嬌炸裂のラブリーなマ・ドンソク、マブリーが演じる“怪物刑事マ・ソクト”!
世間の風評や偉い人の立場なんて関係ない、「悪い奴は捕まえるだけ」の精神で、ワンパンチでなぎ倒していくんですよ。あ~、カッコイイ!時々抜けちゃうところも、あ~、可愛い!
極悪非道な殺人鬼カン・ヘサンを演じるソン・ソックのキレッキレぶりも目が離せません。

そして、この作品の注目すべき点はその撮影方法。世界的パンデミックの影響で撮影が困難な中、実はベトナムの現地から送られてきた風景映像にCGで俳優を合成しているのです。
全くそうは思えないリアルな迫力ある映像がスクリーンいっぱいに広がります。

ロケ地のスケールからアクションとユーモアに至るまですべての要素を拡大したこの作品、
公開前に132カ国への配給が決定!さらにシリーズ続編8本が作られるとの発表もありました。
犯人が極悪であればあるほどマブリーの腕が鳴る!悪い奴は捕まえるだけ!
このご時世に漂う閉塞感もきっとマブリーがぶち破ってくれます!

『犯罪都市 THE ROUNDUP』
11月3日(木・祝)日本公開

公式サイト:映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』オフィシャルサイト (hanzaitoshi.jp)
主演・プロデュース:マ・ドンソク
マ・ドンソク ソン・ソック 
チェ・グィファ パク・ジファン ホ・ドンウォン ハジュン チョン・ジェグァン
監督:イ・サンヨン
脚本:キム・ミンソン 
配給:HIAN|宣伝協力:ガイエ|原題:犯罪都市2|2022年|韓国映画|上映時間:106分|
©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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