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4/19の2本目は、未来の地球を舞台にした感動の冒険ファンタジーアニメーション
『ARCO/アルコ』

フランスのコミック作家でアニメーターのユーゴ・ビヤンヴニュの手描きアニメーションです。
イメージの核となったのは、「虹色のマントが空を切り裂き、光と水分が時空を開く」…それを基にスケッチから絵コンテ、さらに脚本に落とし込んで、五年の歳月をかけ一本の長編映画を立ち上げました。

物語の舞台は、気候変動で荒廃が進んだ2075年の地球。
住宅一軒一軒にガラスのドームが被せられ、外では暴風雨や山火事が頻発しているのに、人々は、その内側で何事もないように日常生活を続けているのです。道路工事に警察業務、教育・医療に至るまで、ほとんどの仕事はロボットがこなしています。大人たちは遠い都会で働き、子供たちとはホログラム越しにしか会えません。
ロボットに育てられている10歳の少女イリスは、ある日、空から虹色の光を放ちながら降ってきた不思議な少年を助けます。それは、虹色のマントの力でタイムトラベルが可能になった遥か未来から不時着したアルコでした。2人はアルコが未来へ帰る方法を探す旅に出ますが、不思議なマントを手に入れようと謎の3人組が追ってきます。果たしてアルコは無事に元に戻れるのでしょうか?

日本のアニメと違って人物はとても素朴な一方、背景は驚くほど緻密で、空や雲、雨、炎など自然現象は、物語の感情と呼応するように描かれています。
コミック作家のビヤンヴニュは、幼い頃から親しんだ日本のアニメーションとヨーロッパの思想的伝統を独自に融合させてきました。この作品が“ミヤザキアン”と評されるのは、画風が宮崎駿作品に似ているからではなく、子どもの目を通して世界の広さや不安を“体験”として描く語り口にあるのです。

映画『E.T』や『A.I』にも通じる壮大な物語にワクワクして、自分も物語の中に入り込んだようでした。
アルコやイリスと共に、環境、テクノロジー、家族、孤独、友情など未来にも続く問題を体験すると、このまま地球に負担をかけ続けていいのか、ここで食い止めなければ!という思いが湧いてきます。いつまでも美しい虹をみたいですよね。
時を超えた友情が、壊れゆく世界の運命を照らし出す姿を大スクリーンでご覧ください。

『ARCO/アルコ』
2026年4月24日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
公式サイト:4/24(金)公開『ARCO/アルコ』公式サイト
監督・脚本:ウーゴ・ビアンヴニュ
脚本:フェリックス・ド・ジヴリ
製作:フェリックス・ド・ジヴリ、ソフィー・マス、ナタリー・ポートマン
アニメーション監督:アダム・シラード
配給:AMGエンタテインメント ハーク
©2025 Remembers / mountainA / France 3 CINEMA

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