今月はラサール石井さんをお迎えしてお送りしています！
今回はラサール石井さんの「演出家」のお仕事について伺います。

舞台に詳しくない、という方でも「演出家」が存在するということはご存じかと思います。
しかし実際に「演出家」とはどのような仕事をするのか？

ラサールさんのお話を伺うと「とにかくなんでもやる！」みたいですね。
演者の舞台上での動きなどのことはもちろん、
またどんな服を着させるか？またセットはどのようにするか？
照明は？休憩は？などなど・・・とにかく考えることはたくさん！
そして自分の思うことを的確に演者さんに伝えることが非常に大事なんだそうです。

またそんな演出の仕事をするうえで
ラサールさんが必要であり、また非常に重要と思っていることが
まずは主演者やスタッフと「飲むこと」なんだそう。

以前手がけた舞台で、スタッフや演者さんと飲まずに舞台は終了。
打ち上げで飲んだ時に「あそこは、ああすればよかったなー」といった
初めて聞くような意見が飛び交うこともあったようで、
それから必ず舞台が始まる前や、途中に「飲む席」を設けるようになったようです。
実際は「飲むこと」そのものよりも、
コミュニケーションを図るということだとは思いますが
そうすることで、演出家も演者もスタッフも意見を言いやすくなり
仕事がとてもスムーズに進行していくんだそうですよ。

これは演出家の仕事に限らず、どんな仕事にもあてはまることかも
しれません・・・コミュニケーション大事にしたいですね！