古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

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2026.09.20

2026年9月20日放送『異国のあの子に夢中(外国人女性の名前がタイトルに入った曲特集)』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第220回目のテーマは『異国のあの子に夢中(外国人女性の名前がタイトルに入った曲特集)』。

歌謡曲には、「女性の名前」をタイトルにした曲がたくさんあります。

ただ、日本人女性の名前がタイトルだと、ともすると演歌だったり、

ムード歌謡っぽく思われる可能性もあったりします。

そこでよく使う手が、「外国人女性の名前を使う」こと。

ということで今回は、「異国のあの子に夢中」と題して

タイトルに外国人女性の名前が入った曲をいろいろご紹介していきました。

 

まず1曲目は、佐野元春さんで「アンジェリーナ」。

この曲は佐野さんのメジャーデビュー曲で、

1つの音に、たたみ込むように言葉をはめ込んでいく独特のスタイルは、

その後の日本のロックに大きな影響を与えました。

「♪おお アンジェリーナ 君はバレリーナ」という歌詞は、

 外国人の名前だからこそ、音数もハマって、きれいに韻も踏めるというメリットがありました。

 

2曲目は、チェッカーズで「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」。

チェッカーズの通算5枚目のシングルで、

70万枚以上を売り上げてオリコン1位に輝き、

オリコン集計では「涙のリクエスト」の67万枚を上回って、

彼らの最大のヒット曲になりました。

この曲、もともとは「傷だらけのイエスタデイ」という

タイトルだったそうで、まったく違う歌詞が付いていたそうです。

 リーダーの武内享さんはのちに、「そっちのほうが好きだった」と

 ツイートしていますが、セールス的には「ジュリア」にして

正解だったんじゃないでしょうか。

 

3曲目は、BOØWYで「わがままジュリエット」。

この曲はBOØWYの通算3枚目のシングルで、作詞・作曲は氷室京介さん。

アレンジは布袋寅泰さんが担当しています。

歌詞のほうは、ジュリエットに対するさまざまな思いが入り交じっていて

意味がつかみにくかったりするんですが、

一方、曲調はわかりやすくメロディアスで、

BOØWYがロックファン以外にも知られるきっかけになりました。

 

4曲目は、安全地帯で「碧い瞳のエリス」。

この曲は、代表作「悲しみにさよなら」に次ぐ通算10枚目のシングルで

作詞は松井五郎さん。作曲は玉置浩二さんのゴールデンコンビです。

  ところで、なぜ「エリス」という名前がタイトルに入ったかというと、

  実はこの曲、女性用生理用品のCMソングで、「エリス」はその商品名でした。

そのCMには、玉置さんが自ら出演しています。

男性が生理用品のCMに出るのは異例のことで、

当時、安全地帯の人気がいかに高かったかが窺えます。

 

お別れの曲は、つのだ☆ひろさんで「メリー・ジェーン」。

1971年に最初のバージョンが発売されて、

翌72年に、シングルが再発されたこの曲。

発売当時、大きくヒットしたわけではないんですが、

ディスコ全盛期に「チークタイム」の定番曲として有名になり、

今やスタンダードナンバーになりました。

つのださんによると、当時、マーガレットという

外国人留学生に片想いをしていて、その子に曲を贈ろうと書いたんですが、

「マーガレット」は曲に乗りにくいので、

彼女の友達の名前「メリー・ジェーン」を拝借したそうです。

メリー・ジェーンのことは、好きでも何でもなかったそうで、

しかも、マーガレットにはフラれてしまったとのこと。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2026年9月27日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。