音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第224回目のテーマは『不倫ソング紅白』。
女性・男性、それぞれの視点から見た曲を交互におかけしました。
まず1曲目は、岩崎宏美さんで「シンデレラ・ハネムーン」。
「シンデレラ・ハネムーン」とは、シンデレラのように
深夜0時になると、家へ帰らなければいけないという「時間限定の逢瀬」。
どう考えても「不倫」ですよね。
デビューから宏美さんの曲を作詞してきた阿久悠さんは、
「もう宏美も大人なんだから」とこういう詞を書き、
それをサラッと歌いこなしてしまった、
当時まだ19歳の宏美さん。さすがです。
2曲目は、西城秀樹さんで「ブルースカイ ブルー」。
歌詞はさまざまな解釈がありますが、
「♪あのひとの指にからんでいた ゴールドの指輪をひきぬき」
という歌詞から、主人公は夫のいる女性を好きになってしまって、
周囲の大人たちから、無理やり仲を引き裂かれたと考えるのが自然でしょう。
「♪ふり向けば あの時の 目にしみる空の青さ思う」という歌詞がとても切ないです。
この青空の「青」は、「ブルーな気持ち」と、
「青春の記憶」の両方に掛けているのかもしれません。
3曲目は、今井美樹さんで「半袖」。
主人公の女性は、妻子ある男性と恋に落ちますが、
あるとき、家の庭先で子供と遊ぶ彼の姿を見てしまいます。
「♪まぶしい陽を浴びて 細く美しい腕が白い半袖からのぞいていた」
という歌詞がこれも切ない。
島津ゆたか「ホテル」にも同じシチュエーションがありますが、
女性が歌うと、よりリアルで、切なく聞こえますね。
4曲目は、久保田利伸さんで「Missing」。
この曲、久保田さんの代表曲の1つですが、
意外なことに、シングルではなくアルバムの曲なんですね。
ファーストアルバム『SHAKE IT PARADISE』に収録された曲で、
男女問わず多くのアーティストにカバーされていますが、
「♪震える瞳が語りかけてた 出会いがもっと早ければと」
というフレーズは、「不倫あるある」ですね。
お別れの曲は、小川知子さん・谷村新司さんで「忘れていいの–愛の幕切れ–」。
最後は男女両方の視点からということで、
「男女デュエット」の不倫ソングで締めました。
小川知子さんといえば『金曜日の妻たちへ』のキャストの1人ですが、
実は、谷村新司さんが『金妻』の熱心なファンだったそうです。
「あの世界を歌にしたい」ということでこの曲を書き下ろして、
小川さんに「ぜひ一緒に歌ってほしい」とオファーしました。
歌番組で、小川さんの胸元が開いた服に谷村さんが手を入れる演出は、
いろいろ物議を醸しましたが、2人で決めたそうです。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2026年10月25日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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