古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.11.21

2022年11月20日放送『明日』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第48回目のテーマは『明日』。

1971年にリリースされた吉田拓郎さんの、

「今日までそして明日から」は、

拓郎さんの曲の中でも人気が高く、

ステージでも欠かせないナンバーでもありますが、

2022年の今現在も、多くの人の心をつかんでいます。

というわけで、今回は「明日」をテーマにセレクトしてみました。

 

まず1曲目は、岡田可愛さんで「明日へ飛び出せ」。

1972年リリース7枚目のシングル「Tomorrow」のB面でした。

A面B面、どちらも「Tomorrow」「明日」とついています。

この「明日へ飛び出せ」、歌詞と曲が実にフレッシュで、

『若者は飛べ!』というなかにし礼さんの少し暑苦しい?歌詞に注目です。

 

続けて2曲目は、バブルガム・ブラザーズで「Beautiful People~明日への叫び」。

「WON’T BE LONG」がヒットした1991年にリリースされました。

京都にある佛教大学のスチューデント・ソングとしてつくられ、

今も歌い継がれているといいます。(校歌ではない)

発売された91年といえば、バブル崩壊のはじまりの年ですが、

世の中的に景気に異変が起きたのは、93年位からといわれています。

この91年頃は、まだ多くの人が、

明日を信じて、突き進んでいたのかもしれません。

 

そして3曲目は、内田有紀さんで「明日は明日の風が吹く」。

1995年リリースの2枚目のシングルです。

当時20歳だったミッツさんは、自身の明日への不安から

”明日”を歌う曲の良さがわからなかったそうですが、

この曲だけは好きでよくカラオケで歌っていたとのこと。

 

お別れの曲は、中島みゆきさんで「あした」でした。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年11 月27日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。