古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.11.07

2022年11月6日放送『男闘呼組特集』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第46回目のテーマは『男闘呼組特集』。

先日29年ぶりの再結成ライブを行った男闘呼組。

ミッツさんも初日の夜の部に行ってきたとのこと。

「ずっとその熱量を絶やすことのなかった往年のファンたちが、

まさに満を持して噴火した休火山のマグマのごとく、

オールスタンディングで爆音に身を委ね、青春を回帰させる、そんな熱いライブだった」と語るミッツさん。

というわけで今回は、時間の許す限り、ミッツさん厳選の「男闘呼組特集」でお送りしました。

 

まず1曲目は、「ROCKIN’ MY SOUL」。

空前のバンドブームに湧いた1989年。

「アイドルバンド」という色眼鏡で観られながらも、

間違いなくこの年のヒットチャートにおいて、

もっとも王道ロックだった曲です。

平成最初の夏のNO.1ヒット「ROCKIN’ MY SOUL」お送りしました。

 

続けてお送りしたのは、1989年リリースのセカンドアルバム

「男闘呼組 二枚目」に収録された「翼なき疾走」、

そして88年から89年にかけてNo.1ヒットしたシングル「」と

TIME ZONE」3曲ミッツさんがMIXしたメドレーでお送りしました。

 

続いて自作曲として初めてのシングルとなったナンバー「ANGEL」、

そして1988年8月24日にリリースされた、

記念すべき男闘呼組のデビューシングル「DAYBREAK」お送りしました。

歌詞の中に「待たせたけれど 終わった夏より焼きつく愛がはじまる」という一節があります。

思えば、結成からデビューまでの3年間もそうでしたし、

デビューしてからも作品のリリースは必ずしも他のアイドルたちのように、

コンスタントなものではありませんでした。そして今回の再結成。

おそらく「男闘呼組」というグループは、「待たせる」ことで、

ファンの熱量を煮え滾らせる、そんな稀有なアイドルなのかもしれません。

 

お別れの曲は、「ロックよ静かに流れろ」でした。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年11 月13日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

 

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。