観音温泉 るんるんタイム

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2024.02.29

【第158回】観音温泉でウェイトリフティング日本代表の合宿を見学!

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は観音温泉で合宿中のウェイトリフティング日本代表の清水涼太(しみず・りょうた)コーチにお話を伺いました。

観音温泉のウェイトリフティング練習場

―観音温泉の本館から坂道をくねくね登りまして、以前にもご紹介したことがある「ボクシング・ウェイトリフティングの練習場」へやってまいりました。観音温泉は元々、お父様が武道やスポーツをする皆さんの合宿所として使ってほしいという思いがあったんですよね。

鈴木:父は(この場を)若い子たちの精神修養の場として、そして、スポーツで汗水を流すことに対して、役に立ちたいと話していました。いまはネットの時代で、(パソコンやスマートフォンの前で動かない方も多いですが)やっぱり体を動かすということが大事ですよね。今回いらしている皆さんも、山道をたっぷり走っているそうですよ。

清水涼太コーチ

清水涼太(しみず・りょうた) ウェイトリフティング日本代表コーチ

日本大学出身の32歳。現在は日本大学鶴ヶ丘高校ウェイトリフティング部の監督を務めながら、日本大学ウェイトリフティング部のコーチも務める。

―今回の合宿は、どんな選手の皆さんが、どのくらい参加されているんですか?

清水:選手は全部で8名です。22歳以下の大学生で、(ウェイトリフティングの)トップを走っている選手を8名選抜しました。日本大学、法政大学、早稲田大学、東京国際大学の4校から2名ずつが参加しています。今回の合宿は、(パリ五輪の次に行われる)2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて、若手メンバーの育成を目的に行っています。

観音温泉のご飯(朝食)

―将来のオリンピック選手の皆さんなんですね。じつは収録の前の晩、皆さんの夕食に少しお邪魔させていただいたんですが、本当にモリモリ食べていらっしゃいましたね。1食あたり1人で、お米はどのくらい食べるんですか?

清水:1人3合くらいは食べますね。食卓ではメンバーが1つのテーブルを囲んで食べていますが、それぞれはオリンピックを目指すライバル同士でもあります。ただ、ここでは互いに励ましあって、合宿を乗り切っていこうと頑張っています。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―いまはどのような練習をやっているんですか?

清水:きょうは午後、重い重量に挑戦する練習を予定しています。そこで午前中は、フォームのチェックや体の動きの確認を重点的にしているところです。フォーム確認はだいたい40㎏~60㎏(普通のジムではちょっと体に自信のある人が挑戦するくらいの重さ)を持ち上げています。これが午後になりますと、だいたい170kgを超えてくる予定です。

鈴木:金メダリストが、何人もここで育ったらいいね。

観音温泉の坂道

―選手の皆さんのお尻まわりの筋肉が本当にすごいですね。観音温泉の本館からこの上にあるヘリポートまで、ずっと坂道が続いていますが、この坂道も練習に使っているんですか?

清水:もちろん使っています。今回の合宿は全7日間の予定なんですが、そのメニューの中にも、しっかり「坂道ダッシュ(山登り)」があります。1日に10本はやりますね。相当キツいです。みんな「肺が破裂しそう」と言いながら、合宿6日目のきょうも走って来ました。

ガラティア観音温泉

―清水さんも、観音温泉での合宿経験はあるんですか?

清水:私も日本大学に入学した18歳の時から、32歳の今日まで、ウェイトリフティング部の合宿で毎年、観音温泉にお世話になっています。もう13~4年のお付き合いになりますね。何より温泉があるのがいいです。本当にキツい練習をしているなかで「温泉が待っている」と思うと、励みになるんです。そして温泉に入ると疲れも癒されますから。

鈴木:日大の皆さんとは、昔の柴田勝治さん(理事長)の頃からの繋がりです。本当に有難いです。普通、これだけキツい練習をすると食事が喉を通らなくなるというんです。でも、観音温泉に来ると、みんな食欲が減らないっていうんです。

―それにしても、いまどきの若いウェイトリフティングの選手は、皆さんカッコいいですね!

鈴木:見てるだけで、エネルギーをいただけるね(笑)。

(ウェイトリフティング日本代表・清水涼太コーチ、インタビューおわり)

観音温泉るんるんタイム収録風景

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

 

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  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。