伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」で盛り上がる、道の駅「下賀茂温泉湯の花」の直売所「湯の花」で、“店内放送”担当の我妻昭光（わがつま・しょうこう）さんにお話を伺いました。

直売所「湯の花」で大量に販売される柑橘類

―女将が大好きな直売所「湯の花」へやって来ました。前回は2年前の12月に伺ったんですが、その時に比べるとお客さんの人数がものすごい多いです。柑橘類の香りがいいですね。デコポン、ポンカン、みかんといっぱいズラッとならんでいます。

鈴木：本当に地場産業ですよ。地元の方で作ったものばかりが並んでいます。

上柳：菜の花、ふきのとう、絹さやも出ていますね。

道の駅「下賀茂温泉湯の花」・直売所「湯の花」、我妻昭光さん

―我妻さんは店内放送をやっていらっしゃるそうですね。DJのようなマイクも付けていらっしゃいますが、ちょっと一節やっていただけませんか？

我妻：（マイクのスイッチを入れて）いらっしゃいませ～こんにちは！本日は直売所「湯の花」にご来店いただきまして、誠にありがとうございます。南伊豆町の直売所「湯の花」は、南伊豆の田んぼ、畑、山、そして海、すべての恵みが集う直売所です。お客様、出荷した地域の喜びが集う直売所を目指しております。お陰様で直売所「湯の花」は18周年になりました。これからもよろしくお願いいたします～。

直売所「湯の花」

―実際の店内放送で流していただきました。素晴らしい！本当にこの南伊豆の生産者の方々が、いろいろな生産物を持ってきてくださっているんですね！

我妻：500名以上の出荷者がおります。

鈴木：この壁に貼ってあるお写真が、生産者の皆さんですね。観音温泉は、ここから山一つ越えた所ですから。いつも「観音温泉水」を置いて下さってありがとうね。その意味では私も「生産者」ね（笑）？私の写真が無いから、私もみんなと仲間になりたいなと思って。

我妻：ぜひ今度、お写真をお持ちいただいて・・・。

観音温泉るんるんタイム収録風景

―鈴木会長は、「下田と南伊豆は仲間だ」といつもおっしゃっていますね。こちらには、ジビエのコーナーもありまして、鹿肉や猪肉を扱っていらっしゃるんですね。

鈴木：ちょっと質問があるんだけど、鹿肉は刺身で食べられるの？

我妻：こちらはやはり、熱を加えていただいたほうがよろしいかと。最近の話題ですと、ジビエの王様とも呼ばれるアナグマの肉も、時々入荷しますので、早めに起きてお越しいただけると手に入るかと思います。

鈴木：観音温泉では、入口の脇でミーアキャットを飼っているの。アントニオ猪木さんが置いていって下さったのね。くるみが大好きなの、木の実とか。あげたら飛びついてきますよ。「湯の花」にはくるみがあって嬉しくなっちゃって、さっき買っちゃった（笑）。

道の駅「下賀茂温泉 湯の花」

―もうお買い物していたんですか（笑）！3月に入りましたが、これから「湯の花」ではどんなことをやっていきますか？

我妻：一昨年の12月にお越しいただいた時よりも、イベントを強化しています。週末に関わらず、「湯の花に来たら、何かのイベントをやっているよ！」といった店づくりをしようと。もちろん、生産者さんが主役ですので、例えば、「みかん祭り」とか、手作りのパンが充実したパン屋さんによる「パンまつり」とかも開催していきます。

鈴木：ここはパンも美味しいのよ。私、大好きなの。もうこの混み具合、大盛況ですよ。

湯の花の「へらへらだんご」

―いま、番組スタッフが「へらへらだんご」と書いてある商品を持ってきてくれました。“昔から親しまれる南伊豆のおやつ、くせになる味”とあります。「へらへらだんご」って、有名なんですね？

我妻：懐かしいだけでなく、最近は若い方にもすごく人気のようです。「へらへらだんご下さ～い！」と言って、お店に入ってきた方もいらっしゃいましたよ。小麦粉の団子にごまだれで、味を付けているんですが、歯ざわりが絶妙なんです。「湯の花」の加工部の者が、地元の高齢の方から受け継いでいる秘伝の方法で団子を作っています。「湯の花」は、そういうところにも力を入れています。

鈴木：もう全部、買っちゃった！（笑）これは「ごま」で、体にもいいからね。もう、南伊豆と下田は、運命共同体ですから、一緒に盛り上がっていきましょう。

（道の駅「下賀茂温泉 湯の花」・直売所「湯の花」、我妻昭光さんインタビュー、おわり）

直売所「湯の花」でも大人気！観音温泉水

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？