観音温泉 るんるんタイム

2023.09.14

【第137回】観音温泉の「合宿プラン」とは?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えしている「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回も、東京・中目黒にある観音温泉東京案内所(本社)からお送りします。

観音温泉るんるんタイム収録風景

(足立区・オコタンペさん)

僕は少し前まで、生まれてからずっと北区の滝野川に住んでいました。仕事で首都高を頻繁に使うんですが、中央環状線(内回り)で王子の急な坂を登り、滝野川を通過するとき、とあるマンションの壁面に「観音温泉」の大きな広告が貼ってあるんです。ネット検索もせず、ずっと「なぜ、滝野川に観音温泉なんだろう?」と思っていました。でも、いつの回かの「観音温泉るんるんタイム」で、女将さんが「滝野川タクシー」という言葉を聞いて、やっと合点がいったわけであります。「ああ、観音温泉は、僕の生まれ育ったところと関係しているのかと思うと、「いつか行ってみたいなぁ」と思うわけであります。今は訳あって一人暮らしをしている母を連れまして、観音温泉へ行きたいです。そして、女将さんと話をしてみたいです。

鈴木:先日、お見えになりました。大変喜んでいらっしゃいましたよ。この看板がある所も自社ビルなんです。私は滝野川の近くに、4つの時まで住んでいたんです。家ではアヒルを飼っていました。そばを都電の16系統が通っていて、年中アヒルが逃げ出してチンチン電車を止めてしまうんです。その度に(運転士さんや車掌さんに)怒られていましたよ。そんな思い出があるのどかな所でした。でも、経営者だった私の父は、「これからはクルマ社会、モータリゼーションだ」と言って、「滝野川タクシー」を立ち上げたんですが、昭和38(1963)年には売却してしまうんです。そして、「これからは癒しの時代だ」と言っていたわけですから、100年先を見る人だったんです。憧れたね。

観音温泉の第一号源泉

―そして、奥下田の山の中に入って、ひたすら穴を掘り、観音様が現れて、さらに掘り進んだら、温泉が出たという、嘘のような本当の話ですよね。

鈴木:父は運が正しいと書いて、「運正(かずまさ)」と言いましたから。その名の通り(観音温泉の)小さい林に運を正しく運んで亡くなったなぁと思います。最初に作ったのも武道館(現・正運館)ですから。

観音温泉・正運館

―日体大や防衛大といった団体が観音温泉で合宿をされていますが、「合宿プラン」というものもありまして、体育館だけでなくウェイトリフティングやボクシングの練習場もあるんですね。

鈴木:体育館の床には、さくらチップを埋め込んでいますし、床もばね構造にしています。(アスリートが)着地したときの衝撃を吸収して、膝など、体を痛めないように配慮した作りになっています。公認のボクシングリングは、東海大学から寄贈していただきました。

観音温泉・正運館

(文京区・小石川の旦那)

私、大学2年の時の体育の実技で「ボクシング」を取りました。前期は大学の体育館での授業。夏休みに5日間くらい合宿に参加すれば、後期は実技なしで単位が貰えるので「実質、半年で単位が貰える」と選びました。その夏休みの合宿に参加したのですが、憶えているのは伊豆急下田駅から延々とバスに揺られ山の中に連れて行かれたことくらいで、宿の名前が思い出せません。でも、これ、どう考えても、状況証拠から「観音温泉」ですよね!?平成3(1991)年の夏、早稲田大学体育局の白鳥金丸(しらとり・かなまる)教授の講義、体育実技「ボクシング」の授業でした。ちなみに白鳥教授は、昭和39(1964)年の東京オリンピックで、ボクシング・ライト級に出場された方です。

鈴木:観音温泉で間違いないです(笑)。とある大臣にお会いしたときに、ペットボトルを持ったSPが私のところに挨拶に来たんです。(事情が分かっていない大臣は)「彼は何者だね?」と訊くので、「彼は(学生時代)合宿で、観音温泉に来ていたんです」と。ペットボトルも、ちゃんと観音温泉水で。若い子たちが育っていく姿勢が見えると、嬉しいですね。

―観音温泉には、「合宿プラン」もありますので(スポーツ団体で活動をされている皆さんは)ぜひご検討いただけたらと思います。

(観音温泉鈴木会長×上柳アナのトーク、おわり)

宿泊者専用の「ガラティア観音温泉」

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。