観音温泉 るんるんタイム

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2021.08.26

【第43回】観音温泉もチカラに!日本のスポーツ文化

鈴木会長と上柳アナ、観音温泉のCMが「第15回 ニッポン放送CMグランプリ」の選奨を受賞しました!

 

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

今回からは、久しぶりのスタジオ収録でお届けしてまいります。

 

―オリンピックが終わって、パラリンピックが始まりました。

じつは観音温泉とアスリートの皆さんとは、関係がすごく深いそうですね?

 

創業者の父が武道家でした。

観音温泉も最初に建てたのは、武道場(いまの正運館)です。

父は講道館で柔道が八段、合気道は六段を取得していました。

観音温泉も武道精神の育成、若い子たちの育成が、(経営の)一環にありました。

そんなこともあって、スポーツ界から、様々な皆さんがお越しになったんです。

 

正運館前にて上柳アナ

 

―どんな競技の皆さんがいらしたんですか?

 

最初はウェイトリフティングの皆さんです。

(オリンピックでメダルを獲得された)三宅先生をはじめ、自衛隊の皆さんが

合宿にいらっしゃって、(その縁で)レスリングの皆さんも来てくださいました。

後に父が体調を崩したときも、(選手の皆さんが)見舞いに足を運んで下さったんです。

父は、(五輪で)日の丸を揚げることに貢献したということが嬉しかったんでしょうね。

 

―この合宿にいらした皆さんが、世界で活躍されたわけですね?

 

1984年のロサンゼルスオリンピックでは、観音温泉が五種目の強化合宿地となりました。

ボクシング、ウェイトリフティング、卓球、レスリング、フェンシングの5種。

今回の東京オリンピックでは、どの種目の選手の皆さんも素晴らしい活躍をされました。

その活躍の源流というと少し大げさですが、それぞれの競技の発展に、

1つの流れを作るお手伝いは出来たんじゃないかなと思います。

 

正運館

 

―そういえば、ビニールハウスの向こうにウェイトリフティングの練習場が見えますね?

 

元々は、正運館の1階(いまの多目的ホール)にありました。

スポーツ選手は、競技によって、皆さん性格が違っていて、楽しかったですよ。

卓球の選手は細かい!ウェイトリフティングの選手はあまり人を入れたがらない。

レスリングの選手は、裸でぶつかり合いますので、開放的な面白い方が多いです。

フェンシングの選手の方は、高貴な雰囲気の方が多かったですね。

 

―合宿となると、1泊2日では終わりませんから、選手の皆さんのいろいろなところが

 見えてくるんですね。

 

なかでも憶えているのは、レスリングの高田(裕司)さんです。

あの方は、本当に一人で黙々と練習されていました。

観音温泉の前から、(下の集落まで)下って、

また観音温泉まで上って来るのを繰り返して、足腰を鍛えるんです。

その努力の成果が実って、ロスでも銅メダルを獲得されました。

 

ビニールハウスの野菜畑の向こうに練習場が見える

 

―あの合宿所って、クーラー無かったですよね?

 

それがいいらしいんです、自然の風が入って。

いい汗かいたら、温泉に入るわけです。

私は東京都のウェイトリフティング協会の副会長もやっているんですけど、

(若い世代の皆さんに)観音温泉で鍛錬された皆さんのお話をすると、

「ボクたち、まだ生まれてません」と言ったりして、“ガクッ!”となったりね。(笑)

 

(鈴木会長×上柳アナのトーク、つづく)

 

ガラティア観音乃湯

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、

「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。

ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。

癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。