あなたは「秘境」と呼ばれる場所に旅行へ行きたいですか?

秋の行楽シーズン。全国旅行支援もスタートしたので、うまく利用して旅に出たいですよね。突然ですが、あなたは「秘境」と聞いて、どこの場所を想像しますか?「岐阜県の白川郷」や「徳島県の祖谷のかずら橋」などは「日本三大秘境」として有名ですが、東京にも自然豊かな奥多摩や、離島を除く東京唯一の村、檜原村など「東京最後の秘境」と言われたりしています。東京23区内の世田谷区でも、鉄道が通っていない地域を「世田谷の秘境」なんて呼んで、逆に話題になったりしています。
今回は、都会からほど近い「秘境」にある宿泊施設をピックアップ!
舞台は神奈川県の西部に位置する松田町。

ここに寄席の「寄」、寄付の「寄」という漢字で「やどりき」と読む地域があるのです。その場所は「知る人ぞ知る神奈川の秘境」と言われているそうです。その場所に今年の5月オープンした「休日ひみつきちYADORIKI」という貸別荘型のステイ施設が今、なかなか予約が取れないほどの人気で話題になっています。一体どんな施設なのでしょうか?
この施設のオーナー、横田晃一さんにお話し伺います。
晴の輔 「休日ひみつきちYADORIKI」ですが、どのようなコンセプトなのでしょう?
横田「はい、コンセプトは「to be a kids again」と書いたシルバーのプレートを入口に飾っており、お子様はもちろんですが、大人になっても、いくつになっても人は童心に帰れる、というのがコンセプトです」

晴の輔 童心に帰って楽しめる。具体的にはどのような施設?

横田「自然環境がとてもよいのですが、チェックインからチェックアウトまで自然散策とかをせずに、ずっとおこもりで過ごした場合でも楽しめるような二階建ての戸建ての作りになっています。浴室に大型の石風呂・檜風呂・サウナがあり、公式規格の卓球台もあります。ゲームセンターに置いてあるゲーム機もご用意して、リラックスと遊び心を詰め込んでいます。ウッドデッキもあるのでお客様は夕ご飯にバーベキューをされているみたいですね。」

風呂

卓球台

晴の輔 反響はいかがですか?
横田「おかげさまで大変ご好評頂いておりまして、特に週末を始めとして来年の夏まで御予約が入っております。」



横田「(笑)」
晴の輔 「休日ひみつきち」!名前がとてもいいですよね!「ひみつきち」の言葉は最初から入れようと考えていたのですか?
横田「名前に関しては初めて『やどりき』に来た時に『ひみつきち』という名前が浮かびました。回りの環境含めて『ひみつきち感』があること、そして建物が気に入りましたので。」
晴の輔 「やどりき」と聞いた瞬間に宿泊の宿の力で「宿力」というイメージを持ってしまいました。

横田「(笑)確かにそうですね。」
晴の輔 この施設をオープンする前からこの地域が「秘境」と呼ばれているのは知っていました?
横田「いえ、現地に入ってから初めて知りました。」
晴の輔 どのような第一印象でした?

横田「衝撃的でした。日光の『いろは坂』のように、くねくね曲がったアップダウンの道を突き進んでいくのですが、ファンタジーの世界のように『どこまで行くのだろう?本当に着くのだろうか?』と感じ、どんどん景色が里山の雰囲気になっていくのがとてもワクワクしました。後から『神奈川の秘境』と呼ばれているらしいと聞き、確かに頷けることだと思いました。」


晴の輔 横田さんはご出身神奈川県?
横田「そうです私は藤沢市です。」

横田「同じ神奈川であるとは思えないですね。ワクワクしました。ここだ!と惚れ込みました。」
晴の輔 何か感じるものがあったのですね。
横田「回りが全て山で、里山っぽい感じといいますか、いいところだなと思いました。イメージとしては盆地のような感じではあります。」
晴の輔 秋になりました。紅葉はどうです?
横田「施設作りに一年間かけたので、オープン前に『やどりきの四季』は準備をしながら体感させていただきました。紅葉スポットというよりも、外の景色は山なので、お風呂とか部屋からでも紅葉が楽しめると思います。」


晴の輔 スポットを見に行くのではなくて、回りの紅葉にそこは包まれているのですね。
横田「宿をやっておいてちょっとおかしな話ですけど、内緒にしたい場所でしょうか。」

横田「(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが「休日ひみつきちYADORIKI」に行ったら・・・
「施設内で一日中過ごす」
それとも
「神奈川の秘境・寄地域を散策する」
どっちだ!?晴の輔
ひみつきちで一日中過ごすか、散策するか?えーとねえ、これは、じゃあ…決めました!
「今回はナイショにします」

今日は「神奈川県松田町の貸別荘型ステイ施設が人気に!キーワードは『秘境』と『ひみつきち??」というトピックスでお届けしました。もう来夏の予約が入っているなんて、すごいです!人気の秘密はおそらく神奈川の秘境と呼ばれる場所にひみつきちがあるからなのでしょうね。行ってみたい!
そんな「休日ひみつきちYADORIKI」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 どのような方が多く利用されています?
横田「想像はしていましたが、かなり幅広い層のお客様にご宿泊頂いています。お孫さんを含めた三世代のご家族や友人同士、ご夫婦などですね。特定層のお客様が来ているのではないですね。」
晴の輔 利用は何名までなのですか?
横田「一組限定、一棟貸し切りなので推奨は6名様ぐらいです。お子様がいらっしゃる場合は応相談ですね。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 横田さんが感じる松田町寄地域の魅力はどのようなところでしょう?
横田「自然豊かで都心から一時間ちょっと来ることができるアクセスの良さも魅力です。東京・横浜から参りますと、箱根や湯河原より手前に位置していて、自然の風景、田舎を満喫できるのは、さすが神奈川の秘境です。」
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