週刊なるほど!ニッポン

2018.06.11

#10全国 地ビールには地域の個性が溢れている!?

あなたの町に地ビールってありますか?
今回のトピックスは「地ビールには地域の個性が溢れている?」

ビール!ビール!ビール!

旅行先で、その土地の地ビール見かけます。でも地ビールってある時から突然登場したと思いませんか?これは1994年に酒税法が改正されて、それまでビールは2,000キロリットル製造しないと販売出来ない、それが60キロリットルの製造でも売っても良いことになりました。規制緩和ってやつですね。それで全国各地に少量生産のビールメーカーが続々誕生したということなのです。

 

そんな全国の地ビールを楽しめるイベントが先日ありました。
東京・恵比寿の恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」で開催された、「ビアフェス東京2018

果物をかじっているかのようなビール

楽しかったですよ~。120種類以上の地ビールと海外のビールが好きなだけ何倍でも試飲できるのです。飲んで来ました。飲みまくって恵比寿顔になりました。

 

気になる地ビール、神奈川県の老舗地ビール蔵「サンクトガーレン」の根本賢征さんにお話しを伺います。

-「湘南ゴールド」というビールがありますけど、これは果物か何か使っているのですか?

「はい、神奈川県が開発した通常のものと比べますと香りが強い品種のオレンジを使用しています。県内でもごく一部の農家しか栽培されていないもので、それを輪切りにしてビールに使用しておりますので皮から身まで全て入っております」

-いただきます。 うん、まず香りが、皮の香りもはっきりと感じます。

「ジュースやピューレを使うのとは違い果物そのものですので、鮮明な味わいになっております。」

-果実をかじっているようなフレッシュな味と香りです。

湘南ゴールド、ホントに果実にかぶりついているような味でした。おススメです。
続きましては三重県津市の地ビール、これがまたまた個性的でした。

 

忍者が飲んだビール?

 

 

 

-「火の谷ビール工場」の工場長・中川穣さんにお話を伺います。

伊賀流忍者麦酒」!名前に魅かれてしまいますけど?

「こちらは、伊賀のお酒に使うお米のうこん錦と古代米の伊賀黒米を一部に使用しているダークラガービールです。」

-ビール=麦と思っておりましたので…興味深いです。

「お米を入れることですっきりとした味わいになりますし、黒米は黒の一歩手前の仕上がりで忍者のイメージになります」

-それでは飲ませていただきます。 …おお、渋い味です。

「食事に合います。白ご飯との相性が良いとお客様に言われています」

-なるほど!「伊賀流忍者麦酒」名前の由来は?

「私は、元々三重県で旅館を経営しておりまして、海外からのお客様に楽しんでいただけるように開発しました。旅館は今年の3月に改装しまして『ビール風呂』を作りました!」

-ええっビールのお湯につかることが出来るのですか?

「はい、成人しか入れないお風呂となります。」

-(笑)

 

伊賀流忍者ビール、ここのコースターが手裏剣の形をしていました。これまた個性的でした。

 

 

最後に「ビアフェス東京2018」を主催している、日本地ビール協会の池本修幸さんにお話しを伺いました。

-もの凄いにぎわいです。

「ありがとうございます。非常に盛り上がっておりまして、おかげさまで1,000名を超えるお客様にご来場いただいております。」

-今、地ビールはどのような状況なのでしょうか?

「今は『地ビール』という表現から『クラフトビール』に変わりつつあります。少し聞きなれない言葉かもしれませんけど、スタイルにこだわった作り手の想いが詰まったビールとして徐々に浸透しています。日本でクラフトビールを取り扱っているのは私共の調べでは310社、日本だけでも数多く作られております。」

-旅先に行くと必ずその土地のビールってありますからね。

「全国津々浦々どこに行ってもその土地のビールはあると思います。」

-いつも思うのですけど、どのようして旅先でのビールを楽しめばよいのでしょう?

「どういった形で出会うかにもよるのですけど、やはり旅先で飲めるビールというのは地元の料理に合うように出来ていたりしますので、そこの特産品と合わせていただくのがよいのではないかと思います。最近では原材料にも地元の特産品を使用していたりもしていますので、そういった観点からも楽しんでみてください。」

 

「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー。
お題は…んん?「やってみたいのは?『ビールかけ』もしくは『ビール風呂』どっちだ!?晴の輔」

なるほど、ははははははは、これはどっちもやりたいですね。ビール風呂は、風呂上りもビールが美味しい…。

決めました! 『ビールかけ』 これはやってみたいですよ!小さい頃はプロ野球選手になりたかったですしね。
これはまさにビールを、浴ビールってやつですか?

今日は、「地ビールには地域の個性が溢れている?」というトピックスでお届けしました。
想像以上に個性があって、美味しくて楽しかったのですけど、これからビールがどんどん美味しくなる季節になります。「ビアフェス東京2018」は終わってしまいますけど、各地での開催予定があります。

「ビアフェス大坂2018」7月13(金)~15日(日)マイドーム大阪「展示ホール」
「ビアフェス沖縄2018」7月28(土)~29日(日)那覇市「タイムスビル」
「ビアフェス名古屋2018」8月4日(土)~5日(日)名古屋国際会議場「白鳥ホール」
「ビアフェス横浜2018」9月15日(土)~17日(祝)横浜港「大さん橋ホール」

詳しくはコチラ日本地ビール協会のHPをチェックしてみてください。

週刊なるほど!ニッポン 編集長の立川晴の輔でした!

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。