あなたは最近、アジフライを食べましたか?
街の定食屋さんに入ると、見かける「アジフライ定食」。見つけると、無性に食べたくなることありません?「アジフライ」揚げたて熱々を「さくさくっ」といただく。どこか懐かしい味がして、もう最高です!今、食べたくなってきちゃった。そのアジなのですが、日本で出回っているのは「マアジ」という種類だそうです。「刺身」や「なめろう」など生で食べてよし「塩焼き」「煮付け」もよし。でも「アジ」はやっぱり「フライ」かな。そして「アジ」は「生活習慣病の予防」に効果がある「青魚」の代表格です。高タンパク、低脂肪、そして低カロリーだから、フライにして食べても「太りにくい揚げ物」と言われているそうです。今回は、そんな「アジ」を使った料理の中から「アジフライ」にまつわるお話。長崎県松浦市が「アジフライの聖地」として街をあげてPR しているのですって!「アジフライの聖地」いいですね。
松浦市役所・地域経済活性課の宮本一樹さんにお話し伺います。
晴の輔 いつ頃からその PR を始められたのでしょう。
宮本「平成31年4月27日に『松浦アジフライ憲章』というのを掲げ、松浦市が『アジフライの聖地』であることを全国に宣言し、発信しております。」
晴の輔 「アジフライの聖地」というくらいだから
宮本「松浦市にある『松浦魚市場』でのアジの水揚げ量は、2020年が1位でした。常に全国で5番以内には入っている、魚市場なのです。
晴の輔 「アジフライの聖地」としてどのような取り組みを、されているのですか?
宮本「『アジフライマップ』というパンフレットを作っております。『アジフライの聖地松浦』の連携店27店舗を掲載して、ご紹介しております。マップ以外ですと、3月に『アジフライの聖地松浦』の石工モニュメントを制作して設置致しました。これはアジフライをモデルにしたものを、石で製作いたしました。」
晴の輔 「アジ」ではなくて「アジフライ」!
宮本「横1.2m縦が80cm、総重量は300kgあり、ものすごく大きいです。」
宮本「(笑)もの凄い量になりますね。」
晴の輔 「アジフライの聖地」として力を注ぐことになった、きっかけは?
宮本「松浦市長の発案で始まりました。市内の飲食店で『アジフライ定食』を食べられ、美味しさに感動されたそうです。」
晴の輔 これはイケると。「町のためになる美味しさ」であると思ったのですね。
宮本「水揚げされたばかりの、新鮮な鯵を使った『アジフライ』を広く皆様に『知っていただきたい、感じていただきたい』、と思いつかれたようです。」
晴の輔 なるほど。東京にいる私からすると、日常が、もの凄く贅沢なことに思えます。
宮本「海に面しているからこそでしょうか。」
晴の輔 宮本さんは「アジフライ」には何をかけます?
宮本「僕はタルタルソースです。」
晴の輔 えっ「醤油」?「ソース」?と聞こうと思っていました。それは昔からですか?
宮本「そうですね。お店でも家でも『タルタルソース』をかけて食べるのが、一般的でした。」
宮本「そうですね。お店でいただくときは『タルタルソース』が付いてきますね。」
晴の輔 そうでしたか!「アジフライの聖地」として、これから取り組んでいくことは?
宮本「令和3年度においては『アゲアゲ選手権(仮)』を予定しております。」
晴の輔 (笑)何ですか?それは?
宮本「松浦市が主体となり『アジフライ』に限らず、各地の揚げ物の、揚げ方や美味しさを競う大会を、現在準備中です。」
晴の輔 市民の皆さんも「アジフライ」並みにテンションが上がります。「アジフライ」の魅力ってどんなところ?
宮本「アジは大衆魚とも称されるほど、広く知られており、親しまれている魚です。ですから、手ごろな値段で食べることができます。気軽に昼食として、お酒のつまみに、軽く食べるといった様々な楽しみ方があるのが、魅力の一つだと思います。
晴の輔 松浦に行って食べるのが一番いいのだろうなあ。でもちょっと、我慢できないから、とりあえずは、近所の定食屋に行くと思います。(笑)
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんが、令和3年度に開催予定の『アゲアゲ選手権(仮)』で応援する揚げ物は・・・
『アジフライ』
それとも
『エビフライ』
どっちだ!?晴の輔」
アジとエビの戦い!ボクシングだったら「フライ級」なんてね…
決めました!
「応援する揚げ物はアジフライ」
「アジフライの聖地」での開催となるとね、頑張ってもらわないと。『アゲアゲ選手権(仮)』正式に開催が決まりましたら
今日は「アジフライを町を挙げてPR!長崎県松浦市はアジフライの聖地?」というトピックスでお届けしました。石工でモニュメントまで作っちゃうくらいですから、本気度を感じます。聖地で食べるアジフライ、格別だろうなあ。かけるのは、タルタル?ソース?そのままでも絶対美味しいはず!
そんな「アジフライの聖地・松浦市」に
それではまた、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
宮本「道の駅『松浦海のふるさと館』に、石工モニュメントを製作、設置しており写真を撮って、インスタなどにUPしていただこうと、計画しました。」
晴の輔 映えですね。衣はどうなっているのだろう?色は?と気になります。
宮本「『アジフライ』の色は、原石の色をそのまま生かして『赤』です。色を塗ってもよかったのですが、より『アジフライ』に近い色を選定して制作しております。」
晴の輔 石の素材を生かした。「アジフライ」も素材を大切にしていますから、モニュメントも素材が大事。そこが松浦市のポイント!隠し味!
宮本「ありがとうございます。」
-WEB版こぼれ話し2-
宮本「松浦市が商標登録出願人となり「アジフライの聖地」を、令和2年3月2日に特許庁へ出願し、令和2年12月18日に商標登録されました。」
晴の輔 正真正銘の「アジフライの聖地」なのですね!
宮本「認めていただきました。」
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