今週のお客様は、岩崎宏美さん。

デビューから45年を超えた宏美さんですが、実は、この番組「はぴま」の前身「みんなでニッポン日曜日！」の記念すべき第一回目のお客様でもあります。今から18年前…2003年4月6日、ニッポン放送がお台場にあった時代のことでした。

節目の昨年は、悩ましいコロナ禍。自粛期間中に、ご自身のYouTubeチャンネルを立ち上げられました。スタイリストの方も、ヘアメイクのご担当も来ることが出来ないご自宅で、家庭的なモノが映り込まないピンポイントな場所を選び、ご主人とお二人、手探りでの配信にチャレンジ。「何も無いところから始まるってこういうことなんだなぁ」と、痛感したそうです。

そして昨年末、12月2日、二枚組CD『LIVE BEST　SELECTION 2012-2020　太陽が笑ってる』をリリースしました。

ファンたちのかけ声も微笑ましく、まさにライブ感あふれるベスト・セレクション。

Disc2のエンディングには、ボーナストラックとして、このCD唯一のスタジオ録音であるタイトルナンバー「太陽が笑ってる」が収められています。この曲は、作詞・作曲者である池間史規さんの遺作となりました。

この番組で、お二人ならではなお話しを展開してきた岩崎宏美さんとこずえさん。

今回BGMで流したナンバーについても、興味深いエピソードがいっぱいありました。「月見草」は、コンサートの時、宏美さんがマイクを置いてアカペラで歌うことが有名な曲ですが、そのキッカケは「当時のプロデューサーから、“ステージで何かトラブルがあったら慌てないでマイクを下げて歌いなさい”と言われていたんです。あるコンサートでこの曲の時にトラブルがあり、プロデューサーの言葉を思い出してマイクを下げて歌いました。それから、この曲をアカペラで歌うようになったんです」と、教えてくださいました。

3月6日（土）の広島から、『岩崎宏美コンサートツアー～太陽が笑ってる～』が始まります。宏美さんとファンのみなさんとの新たな物語が紡がれる各地でのステージが、温かい時間になることを願っています。