今週のご来店は、加藤登紀子さん。

1965年、東京大学在学中に歌手デビューされました。レコード大賞・歌唱賞を受賞した「ひとり寝の子守唄」、「知床旅情」といったヒット曲と共に、シャンソンをはじめとしたワールミュージックなど多くの曲を世に送り出しています。プライベートでは、千葉県「鴨川自然王国」を、10月18日にご来店されたYaeさんたち家族といっしょに運営し、農的くらしを推進されています。

コロナ禍の中、今年5月にニューシングル「未来への詩（うた）」を発表しました。

Yaeさんと劇団ひまわりも参加しているこのシングルは、今年、2月2日にレコーディングされました。新型コロナウイルスに対する警戒はありましたが、緊急事態宣言が発せられるような社会を想像して作られた曲ではありませんでした。ただ、届く世代が限定される楽曲が増えている時代にあって、この曲は、いろいろな世代にそれぞれの形で伝わって欲しいと願い、歌を通して時も地域も超えてつながれることを目指して作られました。「この歌が生まれたすぐ後に社会の多くが止まったというのは、この歌が持つ運命なのだと感じています。」と話してくださいました。

恒例の「ほろ酔いコンサート」は、11月29日スタート。

新型コロナウイルス感染予防対策を万全にして、来場者・出演者・公演関係者の安全と安心を確保し行われる公演のため、恒例の“振る舞い酒”はありません。加藤登紀子さんの歌とお話しに心地好く酔える時間になりますように。

YouTubeチャンネルでは、毎月11日を「土の日」として、いろいろなテーマで親しいゲスといっしょに「登紀子『土の日』ライブ」を行っていらっしゃいます。「ほろ酔いコンサート」に参加することが難しい方は、ぜひこちらをご覧になってください。