フリーライターの菊地 高弘さんに詳しく伺いました。

過去のロッテと今のロッテは違う！？ドラフト会議に果敢にチャレンジした結果は？

ドラフト会議はゴールではなくスタート地点。獲得した後、選手をどう育成していくかが問題で、現時点でいい選手をとったな。と菊地さんが感じたのは佐々木朗希を１位指名した千葉ロッテマリーンズと答えてくださいました。ロッテは、2位以下もいい野手を取れていて、スカウトの方の話だと、1位で狙った選手が予定通り獲得できると2位以下も取れるという流れがあるんだとか。。

過去のロッテは、目玉の選手から逃げてきたという過去があるそうで、超お重選手には及び腰。でも最近のロッテは果敢にチャレンジしていく姿が実っているんだとか。

菊地さんに伺うと、高校生のピッチャーを育てるにはリスクがあり、いい流れで相性のいいチームに佐々木朗希選手はとってもらったのでは？と話してくれました。ちなみに、ファンもどっちかというと佐々木朗希選手がきてビビっているそう。でもここで佐々木選手が球界を代表する選手になったらロッテも上昇時代がやってくるんでは！と期待していました。

ソフトバンクのスカウトの秘密はロマンのある選手を確保すること！

日本一に輝いたソフトバンクについても伺ってみると、育成枠の選手が活躍しているのがソフトバンク。と答えてくれました。ソフトバンクのスカウティングは特殊だそうで、一芸型、スケールの大きい選手を取るのが特徴なんだそう。そういう選手は当たりも大きければハズレも大きいそう。だけど、当たりの選手が化けたら手がつけられないそうで、そういう選手をソフトバンクは積極的にとっています。

今後、菊地さんが注目している選手は、広島東洋カープが6位指名した玉村昇悟選手。朴訥とした少年なんだそうですが、大化けすればカープ先発ローテーションにも入り込む勢いのある選手だそうですよ。