遅れはしたけど あけましておめでとさん。本年も べらぼうによろしくネ。
いきなり縁起のいい絵ハガキを
私の座付きイラストレーター佐野文二郎クンが創ってくれた。
伝説の古今亭志ん生である。
小峠にも負けない頭の光り具合。
これだけで幸せがやってきそうである。
志ん生が高座でよく言っていた。
「ヘビが血を出してるよ」
「ヘ~ビ~血(ち)ィ~出(で)~」

ついでに おめでたいニュースを。
なんと浪曲の玉川太福が浪曲という演芸ジャンルでは60年ぶり。
なんと新宿末広亭(1月下席 夜の部 1月21日から30日まで)でトリをとります。
これは快挙です。
浪曲は今、玉川奈々福がガンバっておりますが、弟分、この太福も新作あり笑いあり「男はつらいよ」までうなってしまいます。
たった10日間です。是非皆様の力で足を運んで頂き 満員にしてあげたいものです。講談の伯山ばかり目立ってますのでいよいよ太福も。


もうひとつ縁起物。
好楽の息子である王楽が七代目の三遊亭円楽を襲名します。
2月26日から3月2日 有楽町よみうりホール
日替りで豪華噺家達が連日出ます。

正月は清水ミチコIN武道館でタップリ楽しむ。
隣の席はクドカン一家。娘に奥方、みんな不適切だった。
クドカンが私にボヤく。
「流行語大賞もらったのに 何でオレ叩かれてんですかネ。“ふてほど”なんて使ってねーよだって。オレだって使ったことないわ――!」
4月には「オール日芸」でクドカンの故郷 仙台へ一緒に行く。詳細近日。
私の暮れも一応振り返っときます。下は出川のミュージックソン。

左から出川、カッキー、松本明子、私。
哲ちゃん よくぞ24時間ハイテンションで走り抜けた。
下のタイムテーブルを見てやってくれ。
立ち上がりからいきなり萩本欽一、和田アキ子、高田文夫の並びは きつかったと思うよ。
うるさい年上相手によく切り抜けた。

そして御存知「ジョニ男くんと文夫くん」。
ふたりだけが はしゃいでる感じだけど周りの反応は・・・・・?
願・レギュラー化である。
今朝のスポーツ紙見たら「中居クン」の30分番組休止らしいじゃないの。
どうですか「ジョニ男くんと文夫くんと休む中居くん」で。いけんじゃないの?

そして「ビバリー」忘年会である。
コロナもあって たしか4年ぶり。
1月2日の武道館がある為、リハーサルやなんだかんだで清水ミチコは欠席となったが あとは出演者もスタッフもみんな集まった。

前列左から黒沢、乾、松村、昇太、東MAX。
前列右から磯山、松本、塙、高田、土屋である。
みんな元気でバカでなにより。今年で36年の「力」である。
本年も「ラジオビバリー昼ズ」よろしくお願い申しあげます。
<PS>今年は昭和100年でニッポン放送70年!
1月10日
高田文夫

2025.10.24
第144回『ミスターFOREVER』
とうとうお別れである。 徳光さんは「ミスター寄席」をやってくれますが、本当のお別れの案内状が届いた。東京ドームである。 色んな書類も ていねいに入っていて これは行か...

2025.10.13
第143回『オール日芸IN金沢編』
この歳になると なかなか仲のいい連中と泊りがけで旅に行くなんてことはない。 談志からは「若い連中や後輩には なるべく想い出を作ってやれよ」と言われた事を数年前に思い出し...

2025.10.06
第142回『太田から森田芳光まで』
まだまだだと思っていたら もう10月。 そして もう今週、金沢でLIVEだよ。 「オール日芸寄席IN金沢」である。 東京以外で めったに見られない私と爆笑問題・太田...

2025.09.29
第141回『牛丼もイイネッ!』
彼岸だ。ン? もうあけた? 古来より「暑さ寒さも彼岸まで」とか。それが今では「暑さ寒さもゆがんでる」となる。 「セプテンバーレイン 九月の雨は切なくて」か・ ...

2025.09.11
第140回『ザ・芸能界』
もう何十種類になるのだろうか。名刺代わりの「千社札」である。「まだまだ高田文夫」が残り少なくなってしまったので新作 「喜寿」バージョン。シンボルカラーの「紫」を地に「もう...