高田文夫のおもひでコロコロ

2024.04.17

第91回『アルタも本屋も無くなっちゃう』

すまん。
この連載もだいぶ空いちゃった?
前回のUPが3月25日?
ギリギリまだ4月でしょ。月刊誌といった感で立ち読みしてくれれば・・・・・。
なにしろ75歳にもなってまだバタバタ忙しくて。
あの用件でずっとずっと原稿書いてたり、あの用件で爆笑の太田光、クドカン宮藤官九郎会ったり、「ビバリー」行きゃ、梶芽衣子にだって会わせてもらえる。
こんなに調子良くていいものかと思われるオードリーのふたりにも「ビバリー」に来てもらった。はしゃぎすぎる三人が相当面白かったらしいネ。
色んな芸人達からも言われた。
「昼間の春日」が絶好調。

若林しみじみと「ネタ考えたり、書いたりするのに今、大変で」
「それだけ稼ぎあるんだから近くに書斎でも持ちゃいいじゃねぇか。子供だって小さいからうるさいだろ」
「センセー、書斎あるんすか?」
「当り前じゃねーか。家から3分の所がいい。一寸遠いと行くのがおっくうになっちゃうから。3分位の所だったら原稿書いてもお腹すけばすぐに食べに帰れるし」
「ええーッ、いいな」
「ドーンとでっかいマンションあるよ。それ位かせいできたろ? 書斎だったらひとりでAIといやらしい会話とかし放題だぞ」
「うわぁ夢のようですね。今度机だけ運ばせてもらって隅の部屋使わしてもらっていいですか」だと。
東京ドームをいっぱいにした男が何を情けない事を言ってんだって話。

 

東MAXの提供で下の写真が届いた。
ず――っと原稿書いてるとこういう写真見るとホッとするネ。

「東八郎 孫をみつめる」の図である。
いいねぇ。心が洗われるネ。

 

今日は最近届いた本。一寸読んだ本の紹介でカンベンして頂いて・・・・・。
少しでも興味を持ったら是非本屋さんで買い求め下さい。
近所の本屋(麹町)がつぶれちゃって本当に寂しい思いをしている。不便すぎる。
原稿書きの合い間の一寸した楽しみである「書店」のぞきと「国立演芸場」が無くなって、もう行く処もなく散った桜をふみしめ千鳥ヶ淵を歩くだけ。

 

クドカンのシナリオ集が二冊出た

「季節のない街」と「不適切にもほどがある!」
「季節のない街」の方には私の解説も載ってます。

 

 

「美しく枯れる。玉袋筋太郎」だってさ。
この本を読んで知ったけど、カミさんも出ていっちゃったんだなアハハハ。

「大川総裁の福祉論」 
この活動を総裁は昔からずっとやっている。頭が下がるばかり。
あらゆる福祉の現場に足を運んでいます。是非御一読を。

 

仕事がら読んでおく一冊と趣味のひとつ「昔の東京」を見る為の一冊。

そうそうアルタも無くなっちゃうらしいネ。
25年の2月で終了だと。
よく考えたら「ビバリー」とまったく同じ時間帯だから一回も見たことはなかった。(私も月から金、毎日、生だったから)
 「ビバリー」スタートの1989年より前には5回くらい「いいとも」に出た事があったっけ。
「友達の輪」でも出たし「師弟クイズ」みたいなのがあって松岡(増山の旦那)と出たこともあったな。いつか「ビバリーとその時代」も出してもらいたいもんだ。

 

<追記>
そうそう。忘れてたけど券(チケット)を持ってる人は忘れないで下さいネ。

4月27日(土) よみうりホール
「オール日芸寄席」です
太田光もやって来ます

6月28日(金) 東京国際フォーラム・ホールA
「高田文夫のラジオビバリー昼ズ リスナー大感謝祭 ~そんなこんなで35周年~」
超BIGイベントです

そして多分
7月3日(水) 浅草東洋館
「ザ・東京漫才」シリーズ
今回は「ピン芸大行進」です
前売りはこれから。
よみうりホール(1,100)、国際フォーラムA(5,000)ときて、東洋館(200)
アハハ、どうこの会場の流れ?

 

4月19日

 

高田文夫

  • ビバリーHP導線
筆者
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。