あゝもう三月も終わっちゃう。
1月2月3月 業界的に言えばワンクールが もう終わった勘定。
結局この3ヶ月間で みんなの心をワクワクさせたのは「ゴジラ・一平・不適切」という事になる。
その昔 松村が「一平ちゃんラーメン」のCMをやっていた事がある。
あの頃も松村 私に近付いてきて「一平です」なんて言いながら私の口座と高座から7億円持っていった事がある。あの金どうしたかなぁ。
24日(日)朝 爆問の「サンデージャポン」でも見ようとTVをつける。「スポーツ報知」も読もうと開くと なんとド―――ンと丸々一頁「高田文夫の伝え方」。
来月35周年の「ラジオビバリー昼ズ」ロングインタビューだ。
この中でも喋っているが35年間 生放送で語り続けるのって異常だ。誰も気がついていないが尋常ではない。
報知読者の宮路美穂の「人生入門」の人気シリーズだ。
どっかで見つけて読んでみて下さい。
「ゴジラ・一平・不適切」という訳で一平はラーメンでクリア。
「アカデミー賞」で大さわぎの「ゴジラー1.0」。負けじと私も松村と共にLF近くの曰比谷ミッドタウンに突如現れたインチキゴジラとパシャリ。私は神木隆之介だ。松村は、ほぼミニラ。
我々「通(つう)」は「ふてほど」と言う「不適切にもほどがある」も いよいよ今週で最終回だ。あゝ楽しみもなくなるなぁ。
そんな時、クドカン(宮藤官九郎)が そっと ひっそりと「ビバリー」終わりの時間を見計らって私に会いに来てくれる。2時間くらい喋ったかな。楽しかった。子供の頃からコントなんてのも書いていた あの娘さんが大学に受かったという朗報。よかった よかった。乙女心もあるだろうから大学の名は伏せて「XX(チョメチョメ)大学」ということでと ふたりで大笑い。
(この日に喋った事は いま秘密裏に製作中のある本に掲載予定・5月出版予定)
それにしても よくあれだけ面白く、社会にもピシャリ言うだけ言う素晴らしいドラマが書けたものだ。手のつけられない面白さ。クドカンがお土産に持って来てくれた「不適切」なシール。
松戸にある「喫茶&バーすきゃんだる」塙は現場まで行っている。
面白いにもほどがあるクドカンドラマ。4月期はテレ東で「季節のない街」が放送される。私が大学時代 心に突き刺さった山本周五郎の小説だ。これを数年後 黒沢明が映画化。「どですかでん」。それから何十年も何十年もたってクドカンがドラマ化。「これはいい」と思う感性は私も黒沢も宮藤も一緒なんだな。
もうすぐ このシナリオ集が出ます。私 そこで「解説」のようなものを書いてます。是非と。
出ましたよ。私と誕生日も近く、仲良くさせてもらった大瀧詠一。あの「EACH TIME」の40周年記念盤です。これまた是非と。大瀧詠一 会いたいなぁ。
3月25日
高田文夫
2025.10.13
第143回『オール日芸IN金沢編』
この歳になると なかなか仲のいい連中と泊りがけで旅に行くなんてことはない。 談志からは「若い連中や後輩には なるべく想い出を作ってやれよ」と言われた事を数年前に思い出し...
2025.10.06
第142回『太田から森田芳光まで』
まだまだだと思っていたら もう10月。 そして もう今週、金沢でLIVEだよ。 「オール日芸寄席IN金沢」である。 東京以外で めったに見られない私と爆笑問題・太田...
2025.09.29
第141回『牛丼もイイネッ!』
彼岸だ。ン? もうあけた? 古来より「暑さ寒さも彼岸まで」とか。それが今では「暑さ寒さもゆがんでる」となる。 「セプテンバーレイン 九月の雨は切なくて」か・ ...
2025.09.11
第140回『ザ・芸能界』
もう何十種類になるのだろうか。名刺代わりの「千社札」である。「まだまだ高田文夫」が残り少なくなってしまったので新作 「喜寿」バージョン。シンボルカラーの「紫」を地に「もう...
2025.08.28
第139回『高田文庫』
坂本九のCDが3枚入ったアルバム「坂本九」が出た。あれから40年の夏だった。 粋な人で落語ができる私を可愛がってくれた。 こういう人とのふれあいが 芸能人生にとっ...