毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之 イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも 取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

イノベーターは前回に引き続き 中川政七商店 代表取締役社長 千石あやさん！

社長交代で変わったこととは

望月：千石さんに社長が変わって、事業内容や働き方などにどんな変化がありましたか？

千石：「日本の工芸を元気にする！」というビジョンを絶対変えないことは社長交代の条件でした。
それをベースに、ものづくりを見つめ直し、いろいろなメーカーさんと中長期的にものづくりをご一緒していこうという土台を固めました。

望月：お店に並んでいるものは、メーカーさんと一緒にデザインなどを考えて作られているのでしょうか。

千石：そうですね。
時代の変遷で少し使いにくくなった暮らしの道具を、バージョンアップして次につなぐという意識で、いろいろと相談しながら産地の職人さんと二人三脚で作っていますね。

「日本の心地よい暮らし」とは？

望月：「日本の心地よい暮らし」というメッセージを出されているのですが、これはどういった意味なのでしょうか。

千石：中川政七商店は、工芸は風土と人が作るものと定義をしています。
その土地で育まれた素材を、職人さんが長年の技術によってものにして、人が使いやすい道具にしているというベースがありますので、
もともと日本にあった暮らし方をもう一度われわれが提案できればと思い、メッセージを掲げています。

千石あや社長の今後のヴィジョン

望月：千石社長として取り組みたいことや、計画していることはありますか？

千石：今はいろいろなものが暮らしの中にあふれているのですが、工芸品が特別なものではなく皆さんの普通の暮らしの中に、当たり前の選択肢として挙がることを目指しています。

望月：最後に「ブランド創り」のポイントを教えてください！

千石：一つのブランドを創るというのはとても大変なことなので、作り手さんや社長さんの志や覚悟に尽きると思います。
その上で、商品を作り流通をさせ決算書を良くする事が中川政七商店のコンサルのゴールなので、
「志・決算書を良くする」がポイントですね！

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