#65 おばたのお兄さんをお迎えし1時間スペシャル！

今回の「文化の日」は1時間スペシャルとしてお送りします!「望月智之イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

おばたのお兄さん

小栗旬さんのモノマネでもおなじみ！奥さまはフジテレビのアナウンサー「おばたのお兄さん」をお迎えいたします！

高橋：1時間スペシャル！！今回のイノベーターゲストは…吉本興業所属、YouTubeやTikTokでも活躍されている「おばたのお兄さん」です！

YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」はどんなチャンネル？

望月：まずは、YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」について。このチャンネルは、2017年頃からスタートして…かれこれ、まもなく5年にもなるんですね？

おばたのお兄さん：2017年の1月か2月位に吉本興業に頼まれてチャンネルを開設しました。なので当時は自分主導ではなくて、会社が企画を出してくれてやっていました。

まだYouTubeに芸人さんやタレントさんが参入していない時だったので、僕もそこのアンテナがちゃんと張れていなくて感度が低く、なんとなくチャンネル自体はあったという感じでした。

望月：おばたのお兄さんは一つの作品をYouTubeに上げられているわけですが、作業は一人で行われているのですか？

おばたのお兄さん：今はチームでやっています。僕は新潟県出身なんですが、新潟県でレギュラー番組に出させていただいていた時のディレクターさんに、一年越しで口説かれて。そのディレクターさんと部下の方の３人でやっています。でも基本的にディレクションは僕がやっています。

望月：撮影場所や流れの指示など、全部おばたのお兄さんがやられるんですか？

おばたのお兄さん：そうですね、撮影と編集だけお願いして他は全部僕がやっています。

YouTubeドラマ「草より男子」がスゴイ！

望月：YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」、その中のコンテンツの一つ、「草より男子」というショートドラマ。これは、小栗旬さんが出演していた「花より男子」のパロディですよね。なぜこれを始めようと思ったんですか？

おばたのお兄さん：僕は、もともとは花より男子の時の小栗旬さんのモノマネで世に出させてもらって、ネタでもずっとそれでやっていたんですけど、ちょっとここらで1発パロディードラマをやりたいなという思いつきがきっかけでした。

撮影は全部僕の地元の新潟県魚沼市でやっているんですが、花より男子のパロディをやりたいので廃校を用意してくれませんかと市役所にお願いしたところ、次の日には廃校を三つ用意してくださって！

なのでもう本当に魚沼市の協力があっての「おばたのお兄さんといっしょ」チャンネルですね。

魚沼市で撮影しているので、ここはどこ？やどこの旅館？などのコメントが結構あって、自然とPRになっています。廃校のOGやOBの方からも、廃校になって悲しかったけど映像に残してくれてありがとうございます、とDMをいただくこともあるので、やっていてよかったなと思います。

高橋：YouTubeでいろいろなつながりが生まれるんですね！

おばたのお兄さんの経歴について

望月：小栗旬さんのモノマネから、おばたのお兄さんを知った方も多いと思いますが…芸人になる前、学生時代はどんなことをされていたんですか？

おばたのお兄さん：日本体育大学という大学出身で、体育の教員免許も取得しました。

望月：…ということは、先生を目指していたんでしょうか？

おばたのお兄さん：はっきりとした夢が全然決まっていなくて。兄貴が日体大出身で教員だったので、教員免許を取って先生になって野球の指導者になるか消防士になるかという感じで。夢が変わっても、おそらくスポーツが大好きだからスポーツ系の仕事に就くのかな、ぐらいで日体大に入って、気づいたら小栗旬になってました！

望月：飛びましたね！（笑）

おばたのお兄さん：大学の同級生には体操の金メダリストの内村航平君がいて、当時からすごかったので刺激をもらっていました。

大学3年の時に、芸人の道もありかなと母親に相談したらすごく反対されて、家族会議になりました。養成所に入るお金の心配もされたので、1年間アルバイトをして頑張って貯金をして、家族を説得して養成所に入りました。

高橋：最初からピン芸人ですか？

おばたのお兄さん：もともとはコンビで、３年間コンビを組んでやっていたんですが解散してしまって。その時にすごく当たる占い師の方に相談したんです。そしたら「お1人で活躍されている姿が見えています。それがきっかけで世に出てあなたよりずっと知名度のある方とお付き合いして結婚しますよ。」などと言われました。なので占いのことも少し頼りにしてピン芸人になりました。

ピン芸人になった時に、とにかくどんな形でも世に出たいというのが譲れない第一目標だったので、どの時代のお笑いブームにもあったリズムネタと、モノマネと、あとは誰もやっていないセグウェイに乗るネタの3つに絞ってネタを作り続けていました。で、そのうちの1つが引っかかった感じですね。

高橋：戦略的ですね！バズらせるということは常に考えて活動されていたんですか？

おばたのお兄さん：そうですね。目に見えてフォロワー数の数字が増えたり、短い動画を作ってそれが多くの人に見られるのは単純に楽しいと感じるので、それが後押しになった感じですね。

おばたのお兄さんのバズらせ方について

望月：おばたのお兄さんの動画の作り方についてお伺いしたいのですが、芸能人の方からアドバイスを求められることもあるんですか？

おばたのお兄さん：そうですね、今はInstagramやTik Tokなどのアドバイスを受けることがすごく多いです！

「高校生あるある」をやっている土佐兄弟のゆうき君にTik Tokをやらせたのは僕です、偉そうですけど。（笑）もともと彼はInstagramに高校生あるあるを載せていたんですが、Instagramは25歳から34歳の女性が日本で1番多いので、プラットフォームが違うと思いました。学生が1番よく見ていてフォロワーが付きやすいTik Tokを勧めました。

最初に1個の動画がバズった時に、視聴者心理としては他の動画も見たいとなるので、最初の1週間は毎日3投稿ずつ載せようと。

それで、1個目の動画が100万回再生で、他の動画もたくさん見られたので、人工知能(AI)の判断でオススメ動画に乗りやすくなるのでずっとグルグル回ってる状態でした。気づいたら彼、冠番組持ってたんですよ！

そういう事もあっていろいろな芸人さんにアドバイスを求められます。

高橋：プロデューサー論もお持ちですね！