毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之 イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも 取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

イノベーターゲストは「株式会社Greenspoon」代表取締役CEO田邊友則さんです！

自分のカラダの悩みに合わせて提案する野菜とフルーツが毎月届くサブスクサービス

高橋：田邊さんが代表をつとめる会社「Greenspoon」は、定額制パーソナルスムージーを販売されています。パーソナルスムージーとはどういうものでしょうか。

田邊：自分のカラダの悩みに合わせて提案する野菜とフルーツが毎月届くサブスクサービスです。それらをスープやスムージーとして召し上がっていただけます。

望月：定額制パーソナルスムージーをはじめようと思ったきっかけはありますか。

田邊：会社を辞めた後にアジアやアメリカ、ヨーロッパなどを数ヶ月ずつ定住する生活を送っていました。そこで、事前に体をケアすることで、体だけではなく心の健康も保つという「未病」や「予防医療」文化に触れます。

私自身も会社員時代に忙しく過ごしていたこともあり、そういったケアができるサービスをはじめたいと思い、事業をスタートしました。

たのしい食のセルフケア文化を創る

望月：「未病」や「予防医療」はさまざまなカテゴリーがあるかと思います。スムージやスープに着目したのはなぜでしょうか。

田邊：野菜を摂るのは難しいという感覚がありまして。野菜を習慣的に摂る手段を作りたかったという思いが大きいです。スープとスムージーが商材として好きというのも理由の１つですね。自分が好きなものを作りたいと思いました。

高橋：私も野菜を食べるように意識していますが、飽きてしまうといいますか、料理がワンパターンになってしまいます……。

田邊：まさに、飽きてしまうという点は大きな課題で、飽きずに楽しんでいただくことが大切です。そのため弊社では、スムージーが25種、スープは15種用意し、期間限定のレシピも提供しています。野菜がある生活を続けていただくために、変化をもたらし、価値を提供し続けたいと考えています。

食品を扱うサブスクサービスの難しさ

望月：食品を扱うサブスクに難しさはありませんでしたか？

田邊：正直なところ、これほどハードだとは想像していませんでした。想像できていなかったからこそ、できたといいますか。この難しさを知っていたら事業を立ち上げていなかったかもしれません。

望月：何が一番難しかったですか。

田邊：製造、物流のサプライチェーンを作る点でした。集客、販売といったマーケティングの分野の経験はあったのですが、加えて、サプライチェーンが非常に大切だと実感しました。味やコスト、在庫管理など、常に変化が必要で苦労しました。

一方で、D2Cでの直接お客さまと繋がりは非常にありがたいです。お客さまの声を直接いただけるので、スピード感を持って対応ができますし。これからもお客さまに寄り添って、たのしい食のセルフケア文化を創っていきたいと思います。

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