#20 積極的な音声配信を。FABRIC TOKYO 代表取締役社長森雄一郎さんをお迎えしました！

毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

イノベーターズクロス

先週に引き続き、イノベーターゲストはFABRIC TOKYO 代表取締役社長森雄一郎さんです！

1986年岡山県生まれ。
大学卒業後、ファッションイベントプロデュース会社「ドラムカン」にてファッションショーや、イベント企画、プロデュースに携わります。
その後、ベンチャー業界へ転向し、不動産ベンチャー「ソーシャルアパートメント」創業期に参画。
また、フリマアプリ「メルカリ」の立ち上げを経て、2014年にカスタムオーダーのビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」を発表。
“Fit Your Life”をコンセプトに、一人一人の体型に合う1着、一人一人のライフスタイルに合う1着の提供に挑戦されています。

積極的な音声配信

高橋：前回よりも、さらに深く！ゲストが描くヴィジョンを、マーケティングの視点からうかがっていきます。

望月：森さんは積極的に音声配信をされていらっしゃる印象がありますが、どのような発信をされていますか？

森：会社のYouTubeに関しては、ビジネスマンの方へのHow Toや、着こなしの情報を積極的に発信しています。宜しければ、FABRIC TOKYOチャンネルでご覧ください！私自身は、動画というよりも、音声メディアを配信していまして、stand.fm (スタンドエフエム)

というアプリで　｢ノッポ社長のブランド起業チャンネル｣と名乗っています。僕は身長が、186cmくらいあるので。ブランドを作るためのHOW TO、D2Cブランドの経営や戦略といった情報を配信しています。

情報発信の狙いとは

望月：森さんのビジネスとそういった情報発信は一見すると、直接関係ないようにも感じるのですが、力を入れていらっしゃる理由はありますか？

森：確かに一見関係がないようにも感じるのですが、2つ理由があります。
「Original Lab by FABRIC TOKYO」という、D2Cブランドクリエイターのための共創型コミュニティを作ったのですが、その宣伝に繋がるというのが1つです。FABRIC TOKYOが経営して蓄積してきたノウハウを勉強会形式で、レクチャーしたり、パートナー企業の方々とビジネスマッチングを行ったりしているコミュニティです。

2つ目は、10年後日本をユニークで魅力あるブランドで溢れかえらせていくというビジョンがあります。日本発の世界に羽ばたいていくようなブランドを一つでも多く増やしたいと考え、1000ブランドを創出していくという目標を掲げています。もちろん我々自身で1000ブランドを作るのは不可能なので、情報を発信し、そういった場を作ることが、1000ブランドを創出するということに繋がると考えています。

僕自身が起業家として活躍できているのも、洋服との出会いがきっかけです。買い物という文化的な活動を盛り上げていきたいと考えています！

若者のビジネスウェアやスーツへの意識は？

望月：現在の若者、昭和や平成の時代に比べると、スーツを着る人の数が減っている感じもするのですが、そのあたりはいかがでしょうか。

森：間違いなく減っていますし、市場規模としては、右肩下がりになってきていることが事実です。ただ、スーツに対して払う総額は減っているのですが、一着あたりに支払う金額は上がっています。着る機会が減っているからこそ、良い物を着ようという流れになっているということだと思います。

高橋：ちなみに今のスーツの流行というものはありますか？

森：今の流行はクラシックに回帰してきています。ご存知のとおり、ファッションはパリコレやミラノコレクションといった、ヨーロッパのファッションが源流になって発信されていくのですが、そこではクラシックがメインストリームになっています。回帰するといっても、一昔の形とは少し異なり、新しい形のクラシックとなって流行が生まれています。

高橋：なるほど。2週にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました！