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2025.12.12

ギフトコンシェルジュの真野知子さんに聞く、ギフトの心得。

ギフトコンシェルジュの真野知子さんが登場。

手土産、ハレの日のギフト、特別な贈り物まで

ギフト選びのポイント、もらった人に喜んでもらえるような心遣いなど

スペシャリストの真野さんに伺いました。

 

※ 下にスクロールしていただくと、番組で紹介したギフトをご覧いただけます。

 

 

X(旧Twitter) コチラ

Instagram コチラ

 

著書:「大切な日のためのギフト・マニュアル」 コチラ

 

<番組内で紹介したギフトの数々>

 

ギフトコンシェルジュとは?

ギフトコンシェルジュというと、パーソナルなギフトシーンで

モノ選びを手伝うイメージを持たれがちだが、

自分の活動の中心はそこではなく、

モノ作りの現場や、百貨店・商業施設と一緒に、

クリスマスやお年賀といったシーズンのポップアップ企画を考えたり、

一般のお客様に向けて「こういうギフトがありますよ」と

広く紹介する仕事がメイン。

百貨店の客層や、商業施設のファッション性に合わせて、

ギフトアイテムの品揃えやセレクションをサポートしている。

もともとはファッションブランドのプレスをしていて、

その頃に手土産や贈り物をいただく機会が多くあった。

流行の最先端にいる方々に、何を返したらいいのか。

そのやり取りを通して、贈り物文化は一筋縄ではいかないものだと

身をもって学び、それを仕事にしたいと思うようになった。

業界を離れて次を模索していた時に、

「海外にはギフトコンシェルジュという仕事がある」

「あなたのモノ選びは面白いからやってみたら」

と勧められたのがきっかけでこの仕事を始めた。

連載から始まり、本の出版、

そこから百貨店や商業施設の仕事へと広がり、

当初思い描いていた形とは違う方向に進んだが

それで良かったと思っている。

 

 

ギフト選びのポイント

モノ選びの基本でいちばん大事にしているのは、

「相手にも自分にも負担にならない価格で選ぶ」ということ。

贈り物は、贈って終わりではなく、

贈り返すというコミュニケーションが続く場合も多い。

だからこそ、予算を考えることはとても重要。

結婚や就職、還暦といった一生に一度のライフイベントと、

毎年やってくる誕生日やクリスマス、記念日では、

当然予算のかけ方も変わってくる。

限られた予算内でどんな選択肢があるのかを

まとめた著書がマーブルトロンから出した

『大切な日のためのギフトマニュアル』。

普遍的なテーマでセレクトしているので、

今でも参考にしてもらえる部分はあると思う。

贈り物をするときに大切にしているのが、

メッセージカードなどのひと手間。

ギフト自体は相手に合わせて選ぶものだが、

メッセージカードだけは、自分のセンスを自由に表現できる場所。

フォーマルな世界観にするのか、

くすっと笑えるエンターテインメント性を

持たせるのかなど選択肢はたくさんある。季節をうつすものも素敵。

そうしたひと手間にこそ、贈り手の気持ちが宿り、

センスがきらりと光るのだと思う。

 

 

セミカスタマイズが生む特別感

特別感のある贈り物をしたいときに、自分がおすすめしているのが、

セミカスタマイズのサービス。

ハンカチにイニシャルを入れたり、ワンポイントを加えたりするだけでも、

既製品とは違うオリジナリティが生まれる。

中でも印象的なのが、代官山にあるフランスのブランド「BULY」。

ここでは、ラベルに名前や「誕生日おめでとう」「メルシー」

などの言葉を、その場で手書きのカリグラフィーで

入れてもらえるサービスがある。

自分ではなかなかできないひと手間をプロに任せることで、

ギフトの特別感がぐっと高まる。

BULYではラベルだけでなく、ヘアブラシやリップケースへの

イニシャル入れ、用紙のセレクト、ソープへの名入れなど、

様々なカスタマイズが可能。

その人の趣味や雰囲気に合わせて選べる選択肢は意外と多い。

そうしたオリジナリティのあるものには、

ひと手間かけた送り手の気持ちが宿ると思う。

一方で、相手の好みがまったく分からない場合は、

初対面の方だと割り切って、自分の地元の味や国自慢のものを

贈るのもひとつの方法。そこから会話が生まれ、

少しずつ相手のことを知るきっかけにもなる。

 

 

ギフトの開発

ギフトの開発もしている。

石川県金沢の金箔メーカー「箔一」さんとは長くお付き合いをしている。

こちらではありとあらゆる金箔を作られていて

伝統工芸品だけでなく、食用の金箔だったと、

スキンケアの金箔とかもある。

ここの商品会議に参加して監修させてもらったりしている。

自分と「箔一」さんとがコラボで作った「Room service」という

テーブルウェアのブランドがある。

これはお家で素敵なティータイム過ごしてほしいというところから、

ティーセット作らせてもらった。

ひとつひとつ職人さんがハンドメイドで作っているもの。

フランスのレストラン「デュカスバカラ」のシェフのアラン・デュカス氏が

都内の店舗の5周年の記念に来日された際、

お祝いとして何を持っていこうかと考え、

メイドインジャパンの技術をみてもらいたいと思い

このお皿をもっていったところ

「素晴らしい。シリーズで欲しい」と言ってくださり、

ほんとに1週間ぐらいで箔一さんにオーダーが入った。

 

 

贈り物はコミュニケーションツール

自分が最近とても印象に残っている贈り物は、

誕生日にお付き合いのある方のお子さんから、

イラストとメッセージを添えたプレゼントをいただき、

そのお礼にハンカチを贈ったところ、それを持って

「ありがとう」という写真付きのメッセージが届いて、すごく嬉しかった。

子どもの頃に大人からもらった贈り物は、意外にずっと

記憶に残るものなので、次の世代の子どもたちにも、

そうした体験をしてもらえる機会があればいいなあと思っている。

最近のギフトの流行として感じているのは、

コロナ禍をきっかけに食べ物が増えたこと。

万人に喜ばれやすく、家族や親しい人とシェアできる点が

支持されているのだと思う。

相手の好みが分からない場合には、ハンカチがおすすめ。

色柄が豊富で、カジュアルからフォーマルまで使えて、

誰にとっても身近な必需品。

そこにイニシャルや刺繍を加えるひと手間で気持ちがより伝わる。

自分にとってギフトは、モノを介した気持ちのやり取りのような存在。

コミュニケーションツール。

マナーにとらわれず、遊び心を持って、もっと自由に

贈ったり贈られたりすることを楽しんでほしい。

 

 

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