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2025.11.28

佐藤浩市さんが聞く、ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の撮影の舞台裏。

俳優の佐藤浩市さんが登場。

現在出演中の「日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』」の撮影の舞台裏

演じた山王耕造という役、共演者とのエピソード

さらに俳優の道を志したきっかけ、

黒木瞳さんとの若かりし頃のエピソードについても伺いました。

 

※ 下にスクロールしていただくと放送内容をご覧いただけます。

 

TBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」 番組HP コチラ

番組Instagram コチラ

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所属事務所:テアトル・ド・ポッシュ 公式ウェブサイト コチラ

 

日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』①~役について

ドラマ「日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』」

出演を決めたのは、

主演の妻夫木聡さん、そして塚原あゆ子さんの演出、

この二人の組み合わせに惹かれたから。

原作は未読だったが、「この二人なら間違いない」と思った。

読んでみると意外と出番が多くて、

「あれ、これは大変だぞ」という感じだった。

ロケも新潟や北海道、牧場などハードな場所が続き、

“大作だな”という印象だった。

これは競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた

熱き大人たちを描いた作品。

演じる山王耕造は、昭和的で、今の若い世代には

毛嫌いされるタイプ。

でも自分は、そういう人物の持つある種の愛情、面白さを

若い人たちにどうやったら感じてもらえるのかが勝負だと思った。

夢を追い続ける男の熱さは、今は“うざい”と言われることもあるが、

そこにある時代を超える“普遍性”を感じてほしいという思いで挑んだ。

 

 

日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』②~人間と競走馬の関係 

ドラマでは、

やはりその人間と競走馬の関係が大きな魅力になっていると思う。

馬を取り巻く人たちの努力や苦労、

その裏側が見られて発見がたくさんある。

仕事でも馬に乗ることがあったが

自分も若い頃は競馬にかなり夢中になっていたので

サラブレッドが“速く走るためだけに作られた馬”という世界には

やっぱり惹かれる。馬を通して描かれる絆や人間の息遣いが、

見てくれる人に届けばいいなと思いながら演じた。

馬主の話も一口などであちこちからあったが、

自分はそれをやってしまうと余計夢中になって

本業をないがしろにしそうで、意外と心配性なので。

馬が新馬戦まで順調に育つか、

怪我や不運で走れなくなることもあるし、現実は残酷な面もある。

勝つ馬というのはほんの一握りで、よっぽど好きでないとできない。

日高でのロケの時にたまたま馬を見に来ていた小林薫さんとお会いした。

小林薫さんは28年も馬主続けていらっしゃる。

競りのシーンでは、大きく手を挙げるのではなく

小さなアクションで進むと聞き、どう演じればいいかを考えて

ボールペンを使ってみた。

 

 

俳優の道へ

自分は19歳で俳優デビュー。

俳優を志したきっかけには、

どこか「未必の故意」みたいなものがあったと思う。

映画が好きで、本当は裏方をやりたくて映像の学校に通っていたが、

内心では表に立ちたい気持ちもあったのだと思う。

そんな時、父である三國連太郎のマネージャーから

NHKのオーディションを勧められ、

軽い気持ちで受けたら毎日NHKに通うことになった。

デビュー作は、自分と母親との関係を知った少女を殺してしまう

という、とんでもない役で、弁護士役は若山富三郎さん。

若山さんには厳しくしていたいて、

撮影では「気持ちできたか」と問われ、

「わからないです。」とこたえところ

便所の個室に1時間こもらされたりもした。

自分たちの時代はそのくらい厳しかった。

けれど、そういう厳しさが自分を支えてくれたんだと思う。

 

 

『ザ・ロイヤルファミリー』③ ~ 共演者

ドラマでは専門用語が多いので

最初に監督の塚原さんへテロップ入れるのか聞いた。

けれど、逆に分からない言葉があっても

ドラマの力強さに引き込まれれば、「今なんて言った?」

「調べてみようか」という相乗作用が生まれるんじゃないかと思った。

実際、競馬に興味を持つ方は増えた気がする。

主演の妻夫木聡さん――現場では“さとし”。

彼とは20歳ほど離れているけれど、

デビュー当時から節目節目で共演してきた。

不思議と兄弟みたいな距離感で、タメ口も気にならない。

非常にデリケートな人間だからこそ、

互いに安心して芝居ができた。

お互いを見て、呼吸して、キャッチボールしていける関係だった。

ドラマの中に「俺を裏切るな」というセリフがあるが、

気の小さい男・山王耕造の可笑しさと本質が出ればいい。

夢は有馬で勝つこと。最終回でその価値がどう描かれるか、

人は何を本当に求めるのか――

物理的な価値だけじゃない部分も含めて楽しんでもらえたら嬉しい。

 

 

父・三國連太郎氏との記憶

この先挑戦したいことは特になくて、

ゆっくり老後をゴルフしながら過ごしたいだけ。

自分で撮る気はない。父・三國連太郎も結局公開したのは1本だけで、

あとは廃棄したフィルムもあったほど。

あの人は芝居への情熱も信念も、

自分たちとは次元の違うところにあった。

僕にとっては父というより、役者としての先輩後輩の関係だった。

小5で両親が離婚してから、父とは会えば必ず映画デート。

映画館に行って、喫茶店でコーヒー飲みながら映画の話をするだけ。

エンターテインメントよりは、1癖もある、2癖もあるような映画を

一緒に見たいっていう感じで独立プロの作品なんかも一緒に見た。

三國の奥様によると俳優になってからの自分の出演作品は、

全部見ていたらしいが、

作品ととして、いかがなものかと思ったものは

「見てないんだ、ごめんね」と言ったり、

良かったものに関しては「あれみたよ」と言って

話をするというところがあった。

自分が撮りたくないのは、

監督をすると豹変するのが分かっているから。

役者に「別パターンで」とお願いする――自分が言われたら嫌なことを

人に頼みたくない。だから撮らない。

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