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2021.04.09

文具ソムリエールの菅未里さん、2021年おすすめの文具

文具ソムリエールの菅未里さんに

文房具を紹介から、商品開発・監修・プロデュースなども務めている

ご自身のキャリア、開発の裏側、また今年オススメの文具など

日本が世界に誇る文具の魅力について伺いました。

 

Twitter コチラ

instagram コチラ

 

文具ソムリエールとは

文具ソムリエールとは自身で作ったオリジナルの肩書きで、

具体的には文具の商品開発、売り場企画、

文具に関するコンサルティングを行っている。

またコラム執筆からメディア出演などで文具の魅力を発信している。 

幼少期にお寿司やケーキなどを模した面白い形の消しゴムを

集めだしたことをきっかけに文房具の魅力に気づく。

大学卒業後、文房具好きが高じて雑貨店に就職。

インテリア担当を経て、念願のステーショナリー担当となる。

独自の視点で文房具を紹介するスタイルが話題となり

文具ソムリエールとして活動をするに至る。

なじみ深い定番文房具をミニチュア化したカプセルフィギュア

「文具ミニチュアマスコット」も自身が手がけた仕事の一つであり、

精度高く作られたその作品は高い評価を得ている。 

 

 

文具開発の裏側

新商品のアイデアにおいて重要視していることは使い勝手の良さであり、

生活をより便利にする商品の開発を心がけている。

自身がこれまでに一番感銘を受けた商品は

三菱鉛筆が開発し販売している油性ボールペン「ジェットストリーム」

この商品の書き心地のよさは衝撃的だったと語る。

ペーパーレス時代と言われる昨今だが、

実用面だけではなく趣味の文房具も登場していることから、

進化を続ける文房具の世界は新たなフェーズに突入していると感じている。

 

 

2021年のオススメ文具

2021年のオススメ文具を紹介。

・カイコーン(オルファ) 

 

通販利用が増えた中で便利な段ボール開梱用カッター。

ガムテープをつけた段ボールが開けやすく、シュリンク包装も簡単に切れる。

ペットボトルの帯も切れるのでゴミの分別などでも活躍してくれる。

(カイコーン https://www.olfa.co.jp/sk15_ja.html )

 

・harufile(キングジム)

 

冷蔵庫に貼れるファイルで子供の学校のプリントなどを整理して

冷蔵庫にまとめておくことができる。

表紙はホワイトボードになっているため

買い物リストや家庭内の伝言板かわりにも使える。

( harufile https://www.kingjim.co.jp/sp/spot/harufile/  )

 

・ハンカチカード(エヌビー)

ハンカチつきのメッセージカードで。

コロナの影響で大切な人にこそ会わないという選択をしている方も多い中、

ささやかな贈り物とメッセージを届けることができる。

 

大人が使いたくなる文具

大人が使いたくなる文具を紹介。

・サラサグランド

黒ベースのインクが流行しているがカシスブラックやダークグレーなど

一見、黒にも見える類似色が人気の理由となっている。

(  サラサグランド https://www.zebra.co.jp/press/news/2020/0218.html )

 

・FILOFAX エクスプレッション

ここ数年、盛り上がりを見せているシステム手帳の世界。

黒や茶の本革のイメージから、カラフルで様々な素材を使い

嗜好性の高い商品が続々と発売されている。

( FILOFAX https://jp.filofax.com/ )

 

・sooofa(コクヨ)

人気のくすみカラーのノート。

ペンをつけられる切り欠きつき、ポケットやゴムバンドも同梱。

やわらかいリングを採用する事で、書くときの手への負担が少ない。

( sooofa https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/sooofa/ )

 

世界に誇る、日本の技術

海外の文具事情は日本とは異なっており

アジア圏では漢字を書くことから滲みにくい紙が好まれるなど

紙の素材やペンの色など国によって好みがある。

日本は水が軟水であることからインクを作るときに有利であるが、

四季があることから湿度の問題で紙の管理が大変。

しかし、そういったことが技術力の向上に繋がっている。

アジアで日本の文具が人気である背景には

ペンの色の再現度や小型化などの技術力が評価されている。

文具の魅力は世代・立場を超えて使えることから

コミュニケーションのきっかけにもなり得ると考えていて、

これからも文具に興味がない人にも興味を持ってもらえるよう

楽しくわかりやすく伝えることを目標としている。

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