元ラグビー日本代表キャプテンで、実業家
廣瀬俊朗さん登場。
ラグビーとの出会い、そして現役引退からMBA取得
TVドラマ出演、一昨年のラグビーワールドカップのエピソードはもちろん、
自身の手がけるプロジェクトや、
これからの日本のラグビーについて、伺いました。
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※スクラムユニゾンは、
国歌またはラグビーアンセムでおもてなしするプロジェクト
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日本のラグビー人気
当事者でも驚くほど、2019年のラグビーワールドカップは
盛り上がったと感じている。10年ほど前は
「ラグビーってどんなスポーツ?」というような人が
ほとんどだったが、2015年のラグビーワールドカップ、
そして日本開催の2019年のラグビーワールドカップで、
日本中にラグビー日本代表の勇姿が届き、大きく注目を集める事となった。
現役引退後、自身はラグビーを題材としたドラマ「ノーサイドゲーム」にも出演。
ラグビーを盛り上げられればという思いで、一生懸命望んだ。
緊張はしたが、台詞だけはきっちり覚えようと努めた。
2019年のワールドカップでは
「海外チームの国歌を日本の観客が歌う」というプロジェクトを
立ち上げ、大きな反響と評価をもらった。これは他国開催では
なかなか出来ない事だったため、大きな達成感を感じた。
今も、Youtubeで「スクラムユニゾン」と調べると視聴する事が出来る。
ラグビーの魅力
長年、日本代表のキャプテンとして、日本のラグビーを牽引してきた。
ラグビーは5歳で始めた。出身地である大阪は
ラグビーがとても盛んで、両親の希望で子供には
チームスポーツをやらせたいという思いから、
最初は何気なく始める事となった。やっていくうちにチームスポーツ
の楽しさにどんどん気づいていった。
ラグビーの一番の魅力は多くのポジションがある事だと考える。
それぞれに役割があり、向き不向きがある点だと思っていて、
様々な人が個性を発揮して、活躍出来るチームスポーツだと感じている。
所属したチームでは全てキャプテンを務めている。
キャプテンにはブレない軸が必要で、キャプテンは
監督と選手の中継役のような立ち位置。
監督の意図を瞬時に理解し、遂行出来るかをすぐに判断する必要がある。
またラグビーはとても多国籍なスポーツのため、
何よりコミュニケーションや対話が大切となってくる。
MBA(経営学修士)
2004年に東芝ブレイブルーパスに入団し、2016年に現役を引退。
12年の現役生活で、やりきったという感覚が強かった。
2012年に2度目となる日本代表に選ばれ、2015年のワールドカップで
大きな手応えを感じ、その時やり切ったという思いが強く
早い段階から引退を決意していた。
引退後はMBA(経営学修士)取得のため大学院へ進んだ。
経営をずっとしてみたいと思っていたため、
まずは基礎的な知識を学びたいと思っていた。
現役を引退し、燃え尽き症候群のような状態になっていたため、
何かに打ち込みたいという思いも強かった。その時ある人と出会い、
イノベーションという事に興味を持った。イノベーションとは
何か全然違うもの同士を掛け合わせたりして、
全く新しいものを生み出す事、その方法や考え方にとても共感した。
ただ資格を取ることが大切なのではなく、
その学んだ事をどう生かすか、落とし込むかが大切だと考えている。
APOLLO PROJECT
ラグビー選手を経て、現在は実業家としても活動している。
その活動の中で昨年、一般社団法人「APOLLO PROJECT」を設立。
アスリートが持つ価値を最大限に高め、
その価値を社会へと還元する、という取組を主に行っている。
多くのアスリートがスポーツだけに打ち込んできた、という事が多く、
セカンドキャリアに不満を持っている人も少なくは無い。
培ってきた素晴らしい経験を、きちんと落とし込んで
社会貢献などに繋げられればと考えている。
そして、可能な限り、アスリートには現役中から動いて欲しい、
現役中のファンの方々を大事にしつつセカンドキャリアを考える必要がある。
その柱の一つが「A-MAP」という教育プログラム。
今年1月に開校したもので、現役・元アスリートを対象に
トップランナーの講師・メンターから、様々な競技出身の受講生とともに
実践的カリキュラムでマインドセットを学ぶ教育プログラムになっている。
「スポーツを止めるな」
実業家として、スポーツに関係する様々なプロジェクトを考えていて、
昨年立ち上げたのは「ワンラグビー」というプロジェクト、
一般的に知られている15人制や7人制をはじめ、
この他にも、タッチラグビーやビーチラグビーもある。
障碍者スポーツでも、車いす(ウィルチェア)ラグビーのほかに、
デフラグビーやブラインドラグビーなどもある。
現状、そこまで名前は浸透していないものが多い。
その繁栄のためにラグビーの試合会場で
例えば、車いすラグビーを同時に行い、色んなラグビーを楽しんで
貰いたいという思いが込められている。
仕事への原動力は、自分の考える世界を作りたいという事と、
誰もやっていないことを成し遂げたいという強い信念。
そして、多くの人から教わった事を次世代に引き継いでいきたい。
その延長で、「スポーツを止めるな」という活動もしている。
例えば、いま高校ラグビーは、新型コロナウイルスの影響で、
試合や大会ができていない、そのため大学へのアピールの場がなく
逆に大学側も欲しい選手を見つけられないような状態になっている。
ラグビーはもちろん、スポーツと人の架け橋になるべく、
今後も、アスリートの視点から社会貢献に取り組んでいきたい。
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