あさナビ

2018.11.02

お米ライター柏木智帆さんが語る美味しいお米。

10月29日(月)からは、

お米ライターの柏木智帆さん登場。

お米とお米文化の普及拡大を目指しての活動を

国内外で展開。

お米の魅力や日本と海外のお米文化の違いなど、

普段、何気なく食べている「お米」の楽しさを伺いました。

柏木さんのツイッター コチラ

 

 

10月29日(月) お米ライターになるまで

以前、新聞社に勤めていた時、

農業未経験にも関わらず

自分が情報を発信してくことを省みて、

ご縁のあった営農組合に転職、

1年間、お米作りの勉強をし、

2年目からは自らお米を作りながら

販売まで行っていた。

しかし、質の良いお米を売って利益を上げることの

難しさを痛感し、更にお米の魅力を広めたいという思いから

お米ライターの道へ進む事を決意した。

 

 

10月30日(火) お米選びのポイント

現在は主にインターネットや雑誌で

お米に関する情報を発信している。

取材をしていく内に様々なお米の魅力を知り、

より一層お米を好きになっていった。

お米は、同じ品種でも生産者や土壌、

収穫時期によって味が異なり、とても奥が深いため、

美味しいお米の定義は

人それぞれだと考えている。

人にお米を勧める時は、食べ方、

炊き方などを押さえ、そのシーンにあった、

お米を勧めるように心がけている。

 

 

10月31日(水) お米の豆知識
“おむすび”に合うお米には、それぞれの好みはあるものの
粒はりの良いお米を勧める事が多い。
特に福島県の新品種、「里山のつぶ」は、
歯ごたえがありながらも、大粒で柔らかいため

おむすびにとても適している。

また、炒飯には日本のお米は粘りが強いため

これまで適さないと考えられていたが、

炊飯後のご飯を冷蔵庫で冷やし

少しほぐしてから、チャーハンにすると

パラパラで美味しいチャーハンを作ることが出来る。

 

 

11月1日(木) 世界で認められる日本のお米

日本はお米の輸出に、特化しているわけではなく、

日本の米、ジャポニカ米が海外で

作られているケースも多い。

日本のお米の美味しさが海外でも浸透していて、

主にベトナムやタイ、イタリアなどで、

ジャポニカ米が生産されている。

特にタイでは、日本食ブームが到来していて

本格的な日本食を広めたいという思いから

タイでのジャポニカ米の生産を強化している。

お米の取材で海外に行くことも多く、

世界のお米を知ることで、日本のお米の

新しい魅力に気付くことが出来る。

 

 

11月2日(金) 今後の目標

コシヒカリや一目惚れなどあらゆる

ブランド米のルーツと言われている

明治時代の品種「亀の尾」に出会い、

その美味しさに衝撃を受けた。

当面は古い品種の研究しつつ、

最終的には、今よりもお米を好きな人が増え、

日本の伝統的な、

水田風景が絶えない事を願っている。

そのために、お米の情報発信や、

さらにはお米のポテンシャルを最大限に

発揮できる炊飯方法の確立などに

尽力していきたい。

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