5日土曜日は、天気もよく絶好の行楽日和ではありましたが、一日本を読んで過ごしてしまいました。
一冊は11日金曜日の「金曜ブラボー。」の14時台のお客様、作詞家の売野雅勇さんの自叙伝「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代 疾走の日々」(朝日新聞出版1600円+税)です。
「少女A」「涙のリクエスト」「め組の人」「2億4千万の瞳」「六本木純情派」「Somebody’s Night」など、数々のヒット曲を書いた売野雅勇さん自らが語る名作誕生秘話満載の本でした。
幾度となく曲紹介をさせていただいた売野作品ですが、男性ファッション誌の表紙になりそうなカッコいい写真でした拝見したことのない方なので、良い意味での緊張感を持ってお迎えしたいと思います。
この商売、何年やっても初対面の方にお会いするのは緊張するのですよ。望月さんが会ったことがある方!なんてことになるとグッとリラックスするのですが、今回はどうでしょうか?
もう1冊は11月12日に公開される小栗旬さん妻夫木聡さん主演の映画「ミュージアム」の原作漫画です。すでに予告編で観た方もいるでしょうが、あのカエルのマスク姿の男が残虐な殺人を繰り返すのかな?という作品です。
何度もトライしたのですが仕事と重なってしまい、とうとう試写を見ることができないまま、今度の「金ブラ。」で紹介することになってしまいました。
そこでと言ってはなんですが、映画公開に先立ち全3巻に緊急大加筆!完全新作2編上下60ページを完全収録という漫画を読みました。久々に漫画のページをめくりながら興奮しましたが、なんと事件が解決して下巻の「エンディングというところで不可解な終わり方をし、よく見ると小さな字で「上に戻る……」とあります。
うーむ、映画ではどのように描かれているのか。公開が待ち遠しい訳であります。
そしてさらにもう1冊は今から13年も前に出版された村上春樹さんが訳した「キャッチャー・イン・ザ・ライ」です。
J. D. サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は文学部英米学科卒の女子大生が、卒論はサリンジャーの「ライ麦畑で~」でしたと語るイメージがあるのと、ジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマンが警察が来るまで路上で読んでいたなど、とにかく有名な作品ですが、恥ずかしながら私は読んでいなかったのです。
いまさら読んでいませんとも言えないし、かとっていまさら読んでもという開き直った気持ちもあってずっと手に取ったことがなかったのですが、立ち寄った図書館でふと目にとまりとうとう借りたというわけです。
途中まで読んで思ったのですが、高校を退学となったかなりすさんだ17歳の男の子の鬱屈した思いが独特の口語体でぶちまけられている(まぁ村上春樹さんの文体なのですが)この作品を卒論に選んだ学生たちは、どのようなことを論じたのかなぁとも思った次第です。
ということで秋空の下、読書の秋の私でありました。

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