竹内由恵のT-Times

2024.08.01

7月25日(木)配信 GINZA AYUMi CLINIC 理事長 増田あゆみ

GINZA AYUMi CLINIC 理事長 増田あゆみ

学生時代にボランティア活動を通じて
人の役に立ちたいという思いから医師の道へ。
産婦人科医を経て美容業界で修業を積み、
女性の一生に寄り添うGINZAAYUMiCLINICを開院。


竹内:GINZA AYUMi CLINICは、どんなクリニックなのか教えていただけますか?

増田:大学病院での訓練を経て、大学病院の産婦人科はやはり人手が足りないといいますか、技術的には日本の医療って世界トップレベルなんですが、特に産婦人科医師の数ってかなり足りていない状況なんですね。

竹内:はい。

増田:なので母子ともに救命する確率が世界でもトップクラスで、98%。母子ともに健康に生まれるのを保証するくらい優秀な技術を日本は持っているのですが、やっぱりマンパワーが足りないっていう理由で、産後の女性のケアであるとか、多くの方が本当は必要だと日々思っていることに関して、ちょっと手つかずの部分がずっと長年続いている状況なんですね。

竹内:はい。

増田:女性のニッチな悩みも、「これだったら病気じゃないから大丈夫だよ」と、本人はすごく悩んでいることも手付かずで、どうしても放置され気味な世の中だったので、自由診療で、私がその部分を保険医療の先生方の補助のような形で、何かしらできないかなと思い、クリニックを立ち上げるに至ったんです。

竹内:なるほど。

増田:女性の笑顔が一番自分のご褒美だと思っているので、女性の笑顔を手に入れるには、やっぱりそういった悩みを解決すること、そして美容をプラスしてあげると、めちゃくちゃ笑顔になるんですよ。歯茎まで見えるくらい笑ってくれるので、それでニッチな診療と美容を一緒にやるという、美容クリニックというカテゴリーでもなく、保険診療っていうカテゴリーでもなく、特殊なクリニックとしてやらせていただいています。

竹内:なぜ、このようなクリニックにしようと思われたんですか?

増田:もちろん一つだけではないのですが、具体的なきっかけが一つ、私の中では大きくあります。その体験が私を今も引っ張っていってくれているんですが、女性のがん、子宮頚がんがあるんですけど、20代の方がなることも多いがんなんです。その病で入院されていた女性の方が夜中カーテンの向こうからシクシク泣いていることがあったんですね。

竹内:はい。

増田:そういう声を聞きながらも、何もしてあげられないと、少し辛かったんですけれども、ある日、今流行ってる口紅の話がその子との会話で出てきた時に、「じゃあ、今度近くのショッピングモールに行くから、あったら買ってくるね」なんて言って、買ってきて渡してあげたんですよ。それをつけてあげたら、めっちゃくちゃ溢れるばかりの笑顔を見せてくれたんですね。だから一瞬でも輝く笑顔を引き出せる、この美容というか、そういった女性にとっての、綺麗になる、かわいくなるっていうその力、パワーを目の当たりにして、今私が何もしてあげられないと思ってたけど、実はこういう部分でもサポートできることがあるんだ。女性の本当の笑顔を引き出すのにやれることはあるんだっていうところと、産婦人科のいい先生たちがたくさんサポートしてくれた知識をこう詰め込んだこの脳みそを持って、美容クリニックの門を叩いたみたいな、そんな感じです。

竹内:クリニックの理念、先生の理念は何かありますか?

増田:理念は本当に一言で言ったら笑顔。もう爆発する笑顔、本気の笑顔、輝く笑顔。それを女性に提供したい。ただ女性に提供したいって言っても男性をないがしろにするつもりはなくて、女性が本当の笑顔になるので、その女性の大事な大切なパートナーの方、旦那さん、恋人、それから家族。その人達の笑顔があってこそだと思うんで、女性の笑顔はその周りの人達に波紋のように広がっていくと思うんです。それがいろんな女性から、そして日本の女性のパワーを借りて、世界に波紋のように広がっていったら、世界中笑顔になったらいいなっていう、それが当院の理念です。

竹内:ずっと一貫して、そういう笑顔を見られたから、美容の業界に進んだし、今もそれをすごく大事にしてらっしゃる。

増田:患者さんから爆発するような笑顔をいただくと自分の自己肯定感にもなるので、それが私のガソリンになってます。

竹内:これからの夢、目標って何かありますか?

増田:この波紋を世界に広げたいって思ってます。例えば商品とかもそうですけど、できたらより手に届くような価格で、やっぱり美容クリニックに来るって言ったら、距離もあるし、沖縄、北海道、下手したらYOUTUBEを見てアメリカ本土から来てくれたりとかもしてるんですけど、遠くにいる人にこちらから届けることってできないかなって思った時に、商品を作って、しかも本物のやつ、本当の笑顔を引き出すには本物しかないから、本物を作って、そこに当院の理念を載せて、理念と一緒に世界に広げられたらなって思っています。

竹内:はい。

増田:そこでちょっとでも利益が出たら、それを今度は日本に足りてない部分に還元できたらなと思って。ゆくゆくは子供の時からの性教育であるとか、そういった場を作ったりとか、あと勉強したくてもできない子達に何かしら還元したい。でも持続できる還元じゃないといけないので、そういったボランティア活動、慈善事業とかもゆくゆくは念頭に入れながら。基本的には、ここで始まった笑顔が回りまわって戻ってきた結果、日本も豊かになっていくっていうのがすごく理想で、大きな大きな大きな夢です。

竹内:たくさん夢があって、これから色々なことに挑戦されていくんだろうなと私も楽しみにしています。

増田:ありがとうございます。

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