今週の「喫茶・月曜日の社長」のお客さまも先週に引き続き、立ち食いそばの代名詞!「あなたのおそばに、富士そば」を謳い、『名代 富士そば』を束ねる、“ダイタンホールディングス株式会社”の代表取締役社長“丹有樹さん”!

おさむ社長「丹社長は大学でずっとテニスをやられてたとか!??」
丹社長「そうですね、小学生の時からテニスを習っていて、習っていたテニスクラブでテニスコーチのバイトをしながら大学に行って。」
おさむ社長「うんうん。」
丹社長「大学卒業した時に就職をするかで悩んだ時に、当時僕の師匠が『せっかくここまで頑張ったんだからテニス界でちょっと頑張ろうよ』っていう風に声をかけてくださって。ツアーを回りながらアルバイトのコーチを続けて。。。」
おさむ社長「うーん。」
丹社長「その後、その人が今度テニス界でこういうイベントをやる会社を作るんだと。『お前は2代目で会社作ることないだろうから一緒にやろう』って言われて、イベント会社の立ち上げも一緒にやらせていただいて、、、」
おさむ社長「へえー!ある意味アスリートをやられてて、そこから“富士そば”を継ぐということになるんですけど、きっかけは何だったんですか!?」
丹社長「いや、元々僕一人っ子なので、最終的には父親の会社を手伝うっていうのは、しっかり話し合ったわけではないですけども、暗黙の了解みたいな形で家族の中でもあって。まあそこまではちょっと自由にやれることをやってごらんよっていうような感じで許していただいたので、そこまで自由に。。。」
おさむ社長「何歳の時に入ったんですか?」
丹社長「父の会社に戻ったのは29歳ですかね。」
おさむ社長「29歳に入って、最初は何をされたんですか??」
丹社長「まずは店回りというところから。お店の経験は実は大学生の時に、何週間というレベルではありますけどお店の方はやってはいたので。今度は経営者側の判断というところなので、まずは本当店回りからという。」
おさむ社長「店回りっていうのは、店で働くのか、いろんなお店を、、、」
丹社長「もう本当に見て、ぐるぐる回るというところですね。」
おさむ社長「何を見ていくんですか!?」
丹社長「お店の中にいる人は意外と、外からどう見えているかとかに気づいていないケースが多いので。実はサンプルケースの中がこう、ゴチャっとなって見映えが悪かったりとか、ポスター剥がれてたりとか、意外と気づいていないので、まずそういうところを見て。。」
おさむ社長「例えばじゃあ今日、渋谷店に見に行きますといった時に、『こんにちは』って挨拶するじゃないですか。そっから1日だけ行くんですか?それとも何日か見るんですか?」
丹社長「もう1日で何店舗も結構回る方が多いですね。」
おさむ社長「ちょっと喋るんですか?店長と。」
丹社長「そうですね。『お疲れ様』っていう感じで手土産渡して、店長がいれば店長と少し喋って。『ちょっとお店のここ汚れてるから気をつけてね』みたいな話をして。で、スープの味見したり。で、そのまま食事をするケースもありますし。。。」
おさむ社長「で、店回りをした後は何をするようになったんですか?」
丹社長「各会社に任せている役員がいますので、僕の方ではそうやって店回りで気づいたこと共有したりとかっていうのが多くて、、、」
おさむ社長「うーーん。」
丹社長「あとはもう一番大きい仕事はやっぱり物件が出たと、いう時にその場所見に行って『この場所やる、やらない』っていう判断をしていくという、そこは本当父親に鍛えられたところなので。」
おさむ社長「丹社長が入って、初めて自分でジャッジした店舗ってどこなんですか?」
丹社長「えーっと、どこだったかな、、、」
おさむ社長「結構ドキドキするんですか?やっぱり。」
丹社長「そうですね。でも、迷ったらやめるっていうスタンスなので。迷うようなところはちょっと手をださないっていう方が多いので。。」
おさむ社長「上手くいかなかったところもあるんですか??」
丹社長「もちろんあります。」
おさむ社長「撤退は早めですか?」
丹社長「早い方だと思いますね。」
三鬼社長「駅に近くても富士そばさんが負けるケースってあるんですか?」
丹社長「駅に近いところはやっぱりほとんどないですね。ただ、JRの駅じゃなくて私鉄の駅とかに出していったお店がちょっと上手くはまらなかったりとか。。。」
おさむ社長「うーん。」
丹社長「あとはそれこそ渋谷とか新宿とかだと駅チカじゃなくても人がたくさんいるので、そういったところを勝負してやられてしまったりみたいなことはありますね。歌舞伎町の入り口とかも苦い思い出があるエリアですね。」

おさむ社長「あの、70年代に出て50年以上やっていると、コンビニも昔はそんなになかったし、ファストフードも続々増えているし、言ったらラーメンブームも何回も来ているじゃないですか。今一番の競合というか、ライバルっていうのはどういうところなんですか??」
丹社長「やっぱり近くにできて影響が大きいのは、うどん屋さん、丸亀製麺さんとかはなまるうどんさんだったりとか、、、」
おさむ社長「やっぱり麺なんですか?」
丹社長「いや、でもやっぱり吉野家さんとか松屋さんとか。。。」
おさむ社長「カレーとかもそうですもんね。」
丹社長「そういったお店ができても影響が大きい時はありますね。」
おさむ社長「その中で、勝ち抜いていくのに大事なことは何ですか?」
丹社長「まあ、いわゆる胃袋の取り合いではあるので、飽きられないっていうのはすごく僕は大事なことだなと思っていて。。。」
おさむ社長「うんうん。」
丹社長「メニューの豊富さっていうところは“富士そば”の強みでもありますし、大切にしたいところだなと思います。」
おさむ社長「うーーん。」
丹社長「また本当に、いろんなメニューを店長たちも考えてくれるので、そこが面白さになって『行ってみたい』っていう風に思ってくださるケースがどんどん出てきてますので、そこが1つ強みにはなっているかなと思いますね。」
おさむ社長「いや、丹社長、ちょっとこんなこと言うのは非常に申し訳ないんですけど、やっぱり新しいお店がやっぱりできるじゃないですか。やっぱり浮気しちゃうんですよ。浮気しちゃうんですけど、やっぱりね、戻るんですよ!元カノに(笑)。“富士そば”さんに!」
三鬼社長「気心の知れたね(笑)。」
おさむ社長「なんかすごい、家というか、実家感みたいなのがあって。あの感じの空気感、お祝い感もそうだし。もっとお店の作りを派手にしようと思えばできるじゃないですか。でもやっぱりすごいシンプルに結構削って削ってやってますよね!?」
丹社長「お店の作り方も本当に時代に合わせて徐々に変わってはいて。」
おさむ社長「先代のお父様から継いで、それまでやっていなかった事を始めたというのは、何かありますか?」
丹社長「父は本当に不動産業なので立地にこだわってやってた方でしたけど、僕は少し広報というか、特にスマホが出てきてからは大事になってきているので。そもそも僕が入った時ホームページとかも何もなかったですし、そういうのを作るところから、広報という目線は入れていって。。」
おさむ社長「うんうん。」
丹社長「今は立地の良さを活かして地方の物産をいただいて、それをメニューにしたりっていうような形式の地域との連携みたいなメニュー構成もちょっと始まっているので。お店のメディア化じゃないですけど、『我が町の食材がこうやって売れてるぞ』っていうような感じのメニューを一緒に考えていただくみたいなことをやってますね。」
おさむ社長「なるほど!どうですか三鬼社長?」
三鬼社長「メニューの話に戻っちゃうんですけど、『乱切りそば』っておさむさん召し上がったことあります?」
おさむ社長「ない!」
三鬼社長「あれ、お店で切ってる店舗が何店舗かあるんですよ。あれ異様に美味しくないですか?」
丹社長「そうですね(笑)。」
おさむ社長「なに?乱切りそばって??」
三鬼社長「納品がそもそも麺の状態で入るのが、お店で切ってるんですよ。だから乱切り、その太さが。あれは全部のお店でやるのはなかなか難しいんですか?」
丹社長「そうですね、やっぱり1時間に出せる麺の数が絞られてしまうので。極端な話、お昼にサラリーマンがダーッと入ってくるようなお店ではちょっと乱切りは使えないですね。」
三鬼社長「だから代々木八幡とか、ピークがそこまで集中してないところでやるんですね。なるほど面白いな!」
おさむ社長「丹社長、今後新しくチャレンジしてみたいことってありますか?」
丹社長「そうですね、東京以外のエリアに出て行くか海外かっていうのを迷った時に、やっぱり海外の方が市場も広くて面白いと思って海外市場を選んだわけですけど、なかなか失敗の歴史なので。。。」
おさむ社長「うーーーん。」
丹社長「とは言え蕎麦って、健康的でいつかは海外に出て行くチャンスが来ると思ってはいるんですね。なので、その時にやっぱり富士山の名前つけたうちが軸でやってないっていうのは、ちょっと、、、」
おさむ社長「うんうん。」
丹社長「継いだものとしては使命感もあるので、タイミングが来た時にはまたしっかりチャレンジしたいなと思ってますね。」
おさむ社長「富士山ではやらないですか?富士山(笑)。5合目とかで食べたいですよ!」
丹社長「そうですね(笑)。今は富士急が一番近いお店になりますね。」
おさむ社長「ちなみにコロナ禍はどうだったんですか?最初の1年、2年。」
丹社長「しんどかったですね、はい。うち24時間のお店ですけど、8時で店閉めなきゃいけない。で、深夜の従業員さんどうするのっていう話で、その辺のジャッジとかは非常に悩ましかったんですけど、、、」
おさむ社長「うんうん。」
丹社長「もう覚悟を決めて、しっかり給料も保証して残ってもらうというような判断をして。いつ再開できるか分からない以上、やっぱり辞められても困るっていうところで給料を払い続けて。。」
おさむ社長「うーーん。」
丹社長「まあお陰様で時間制限が取れた時に、次の日から24時間営業フルフルで戻せたので。そういったところでは随分スピード感よく戻せたなと思いますね。」
おさむ社長「なにかあって街の景色が、いつも24時間やってたものがやらなくなったりする時に、戻ることがやっぱ嬉しいってありましたし、あの24時間のお店って今どんどん減ってるじゃないですか。前はやってたのに。“富士そば”さんが結構こだわってやってくれてると、ふとこう夜中の3時とか4時とか、安心するんですよね!あと単純にそれだけで治安がいいし!明るいですからね!」
丹社長「そうですね(笑)。お店もできるだけ明るく作るようにはしてるので、大家さんにはそこの治安という部分で喜ばれるケースもありますね。」
おさむ社長「いや素晴らしい!日本の心!!」

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