鈴木おさむ 月曜日の社長

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2026.08.10

#122「鈴木おさむ 月曜日の社長」2026年8月10日営業122日目:お客様『ダイタンホールディングス株式会社』代表取締役社長“丹有樹”さま

今週の「喫茶・月曜日の社長」のお客さまは、立ち食いそばの代名詞!「あなたのおそばに、富士そば」を謳い、『名代 富士そば』を束ねる、“ダイタンホールディングス株式会社”の代表取締役社長“丹有樹さん”!

 

 

【丹有樹さんプロフィール】

・1974年、神奈川県生まれ。

・1998年、慶應義塾大学卒業後、テニスコーチを務めながらプレイヤーとして日本のプロテニスツアーを転戦。その後、プロテニス関連企業の立ち上げを経験。

・2004年に「名代 富士そば」を運営するダイタングループに入社。

・2015年、代表取締役社長に就任。

 

おさむ社長「今、“富士そば”さんは何店舗あるんですか?」

丹社長「今は105店舗になりましたね。」

おさむ社長「ほぼほぼ都道府県制覇ですか?」

丹社長「いえ、一都三県、東京を中心に集中して出店しています。」

おさむ社長:「あー、関東に集中なんですね!創業してどれくらいなんですか?」

丹社長:「創業して55年ですね。渋谷の1号店から始まりました。」

おさむ社長「55年!気づくと自分たちの生活の周りに富士そばさんがありますもんね。僕は春菊天、紅生姜天、そしてセットのカレー!あの出汁が効いているカレーライスが、二日酔いには最適なんですよね(笑)。」

丹社長「あはは(笑)。ありがとうございます!」

おさむ社長「“富士そば”さんといえば、店ごとに限定メニューがあったりしますけど、店舗ごとにかなりジャッジができるんですか? 」

丹社長:「そうですね。メニューについては各店長の裁量で決めて良いルールになっています。チェーン店ではありますけど、この店と隣の店でメニューが違うことはしょっちゅうありますね。」

おさむ社長「味は統一されているんですか?」

丹社長「基本となるベースの味は決めてあります。そこはブレないように機械を入れて統一していますけど、メニューについては店長が『このお客さんだったらこれが売れるんじゃないか』と発案して、自由に売れる仕組みにしています。」

おさむ社長「天ぷらとかもオリジナルを出してるんですか?」

丹社長「出しているお店舗もありますよ!」

おさむ社長「えー!マジですか!」

三鬼社長「巨大コロッケとかあるお店もありますよね(笑)。」

丹社長「そうですね(笑)。ちくわ天に紅生姜を突っ込んだものを売っていたりとか。」

おさむ社長「うわー、うまそう!売れるものは残して?」

丹社長「店長会議を月一でやっていまして、『このメニュー売ったらこんなに売れました』って自慢し合うんですよ(笑)。『じゃあ同じようにサラリーマンが多い町だったらやってみない?』とか、僕の方で采配しながら広げています。」

おさむ社長「あの“富士そば”さんのうどんの絶妙な太さというか細さは、ずっと変わってないんですか?」

丹社長「基本的にはほとんど変わっていないですね。お出汁は、昔はもっと醤油感の効いた江戸前風でしたけど、徐々にカツオ節の量を増やして出汁感を強くはしています。」

おさむ社長「あの、カレーはいつからあの味なんですか?めちゃくちゃ美味いですよね!」

丹社長「ありがとうございます!セットものに手を出し始めた時から、同じカレー屋さんを中心にお付き合いをさせていただいています。」

おさむ社長「でも“富士そば”さんのカレーって、“富士そば”さんでしか食べられない味ですよね!評判いいでしょう!?」

丹社長「おかげさまで、ご好評いただいています!」

おさむ社長「あとカツ丼!美味しいですよね!」

丹社長「ありがとうございます。僕が会社に入ってから始まったメニューなんですけど、もう20数年になりますね。」

おさむ社長「メニュー開発はどうやってやってるんですか?」

丹社長「各店長が『これ売りたい』って開発してくるので、その中で上手くいったものを横展開しています。カツ丼も当時の水道橋店の店長が作って、全店に広がっていった経緯があるんです。 」

おさむ社長「昇格システム!珍しい。本店が開発してやっていくんじゃなくて、それぞれの店舗で作ったものを採用していくんだ!」

丹社長「そっちの方が多いですね。」

おさむ社長「いや、その方がいいですよ!やる気も一緒に上がってるわけだから!」

 

 

おさむ社長「出店場所なんですけど、一都三県の好立地。これはなぜなんですか!!?」

丹社長「私の父親が“富士そば”という会社を作りまして、彼は元々不動産業出身なんですね。商売のスタートとして、『自分は立地を見る目があるから、いつか日本人がそばを食べなくなっても別の商売ができる場所を取ろう』というのがきっかけなんです。」

おさむ社長「マクドナルドのスタイルにちょっと似てますよね!ある意味不動産を取って、そこに飲食店を乗せていくスタイル。」

丹社長「そうですね。」

おさむ社長「今、1年に何店舗くらい増やしてるんですか?」

丹社長「去年は2店舗ですね。一時期は10店舗出していた時期もありましたけど、コロナを経て、今は本当に好立地にこだわって出店しています。」

おさむ社長「恵比寿も駅近くにありますし、全部駅近でいい場所ですよね。何時台が混むんですか?」

丹社長「一番混むのはお昼のランチタイムですね。あとは終電前がピークになります。」

おさむ社長「ほぼほぼ24時間営業に近いんですか??」

丹社長「深夜に1人でやっているお店は休憩時間をとってお休みしていますけど、基本的には24時間営業したいという思いがあります。裏を返せばエリアで一番家賃が高い場所を出していますので、できれば24時間しっかり稼働させたいという意図が強いですね。」

おさむ社長:「そして“富士そば”さんは、10〜12店舗ごとに会社を分ける【分社経営】をされていますよね。これにはどういった狙いがあるんですか!? 」

丹社長「僕が入った時からそうだったんですが、各会社に1人役員がいて、物件を探してくるんです。その見つけた物件はその役員が管理するルールになっていて。物件を探す競争と、同じ商売をしながらメニュー開発などで競争意識を高めながら経営しています。」

おさむ社長「面白い!エリア分けじゃなくて!!?」

丹社長「渋谷の5店舗でも4社くらいが入り乱れて出していたりします。物件を見つけた人間が管理するというルールだけが存在しているんです。」

おさむ社長「なるほど!これまでフランチャイズ化をしていなかった“富士そば”さんが、先月初のFC店を“富士急ハイランド”に出店されたと!なぜですか!?」

丹社長「“富士急”さんからオファーをいただきまして。山梨まで直営で管理しに行くのは正直しんどいと。向こうは運営チームもしっかりありますので、お任せをしてFC店舗として始まりました。」

おさむ社長「インバウンドのお客さんも増えてると思いますけど、券売機とかはどうされています??」

丹社長「秋葉原や浅草など外国人観光客が多いところは、英語表記を併記しておいたりと、工夫はしていますね。」

三鬼社長「富士急さんって、スタッフさんが異常に優秀なんですよね!トッピング追加とか現金で頼んでも、パパパッと対応してくれて。あれはなんであんなに……?」

丹社長「24時間営業をしていますので、8時間の3交代制で従業員さんが回っているんです。アルバイトの方ではありますけど、社員と同じように第一線で支えてくださっている方々がほとんどなので。そこは本当に強いところですね。」

おさむ社長「手際がいいんだ!ちょっと僕、1個メニューを考えてきたんですけど(笑)。」

丹社長「ぜひ聞かせてください!」

おさむ社長「トッピングなんですけど、焼きおにぎりです!焼きおにぎり単体で食べてもいいんですけど、そばを食べた後にそばの出汁に沈めるという、おじや方式!ごま油の焼きおにぎりとかにしたら、これどうでしょうね!??」

丹社長「あー、でもちょっと興味を持つ店長がいるかもしれないですね!(笑)」

おさむ社長「店長が興味を持ってくれるなら、インセンティブとかいらないんで(笑)、本当に共同開発して自分の考えが世に通じるのかやってみたいですね!」

丹社長「従業員が開発したメニューが全店メニューになることもいっぱいありますから、実現していく可能性はありますよ!」

 

 

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