古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2023.04.11

2023年4月9日放送『におってます特集』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第66回目のテーマは『におってます特集』。

色んな「匂い」に関する楽曲たちをお届けしました。

 

まず1曲目は、aikoさんで「カブトムシ」。

1999年リリースのaikoさん大ヒットシングルですが、

少し背の高い男性から、甘い匂いがして誘われたという曲。

この甘い匂いとは、

「オーデコロン?」「体臭?」「フェロモン?」

そんな匂いにひかれた自分をカブトムシに例えた感性は、

当時、多くの人がタイトルを聴いて「え?」っとなったことでしょう…。

 

続いて2曲目は、BOØWY RAIN IN MY HEART」。

1986年リリースの、BOØWY5枚目のアルバムに収録。

降り出した雨と風によって、

「忘れかけていたあの日の匂い」「オマエの匂い」を思い出した。

このぼんやり感に共感する人は多いようです。

 

3曲目の匂いソングは、原田知世さんで「時をかける少女」。

この曲は、映画『時をかける少女』の主題歌でもありますが、

シングルレコードの初回プレス盤についていたのが、

ラベンダーの香り付きのピンナップ・ポスターでした。

ラベンダーは、映画の中で重要な役割を果たす花で、

映画と絡めての「おまけ特典」だったようです。

このポスターを嗅いで「時をかける少女ごっこ」をした人も?

 

お別れの曲は、オフコースで「ワインの匂い」でした。

1975年リリースの、オフコース3枚目のアルバムに収録。

作詞作曲は、小田和正さん。

オフコースの初期の名作と言われるこの曲でお別れでした。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2023年4月16日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。