鈴木会長・青木さん・上柳アナ

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。鈴木会長と上柳アナは、下田・南伊豆にある観音温泉ゆかりのお店を訪問しています。今回も、観音温泉がある下田市を飛び出し、お隣・南伊豆町の弓ヶ浜にある「青木さざえ店」にお邪魔しています。「青木さざえ店」は、観音温泉の夕食でおなじみ、伊勢海老やあわびなどを納めているお店。二代目の青木孝秀（あおき・たかひで）さんに、お店のなかをご案内いただきました。

青木さざえ店の水槽

―いま、私（上柳）の前には大きな水槽があります。観音温泉のお風呂くらい大きいものですが、お店で出されるご飯などは、ここから持って来ているんですね。

青木：お店では生きている鮮度の高いものを、お客さまにスグにお出ししています。基本的には、南伊豆で獲れた魚介類ですので、出来るだけ地産地消を実践している感じですね。水槽の深さは2m超ありますので、泳げない方は溺れてしまうかもしれません。放し飼いにしてしまうと、お客さまからの注文が入った場合、スグに上げられないので、同じ種類別でかごに入れて管理しているんです。

鈴木：そんな深い水槽を使っているとは思いませんでした。

青木さざえ店の水槽

―水は塩水を使っていると思うんですが、浜から引いているんですか？

青木：弓ヶ浜は富士箱根伊豆国立公園の一部ですので、パイプのような人工物を埋設することができません。このため、毎日2トンほど海から汲んで水槽に補給しているんです。また、人工的に酸素を入れても、均分に入りませんので、常に水槽をかき混ぜています。

鈴木会長もさざえに興味津々

―目の前には幼稚園児の帽子くらいの大きさがある「さざえ」があります。普通のさざえと比べて、どんなさざえなんですか？

青木：「S級さざえ」という大きなさざえです。重さは500gくらいあります。普通のさざえは、子供の握りこぶし大の大きさで、重さは100gくらいが標準的なサイズですね。大きな「S級さざえ」では1㎏近いものもあるんです。さざえのエサは海藻です。陸地に近いところではカジメ、沖にいるさざえはアラメ、ヒロメ、アカトサカ、テングサといったものが主体ですね。大きいから大味じゃないかと、思われるかもしれませんが、ギュッと旨味が詰まっていますよ。

鈴木：この大きさのさざえが出てくると、お客さまが本当に喜ばれるんですよ！

実際にさざえの重さを量る鈴木会長

―私もいただきましたが、貝柱の部分が本当にやわらかいし、身がコリコリして美味しい・・・ということで、今回も青木さんから「さざえ」に関するクイズを出題していただきます！会長が正解されると、放送日分の観音温泉水プレゼントがいつもの2倍、お2方にお送りします。

問題：この「S級さざえ」、約500gの大きさに成長するのに、どのくらいの時間がかかるでしょうか？

Ａ：3年

Ｂ：5年

（正解：Ｂ・5年）

青木：ちなみに1㎏級になってくると、10年くらいの時間がかかっていると思います。

（観音温泉・鈴木会長×青木さざえ店・青木孝秀さん×上柳アナのトーク、おわり）

南伊豆・弓ヶ浜「青木さざえ店」へようこそ！ (aokisazae.com)

鈴木会長・青木さん・上柳アナ

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか？