観音温泉 るんるんタイム

2021.12.30

【第58回】観音温泉・年末年始のおもてなしとは

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。今回は、観音温泉の年末年始のおもてなしについて、お話いただきました。

鈴木会長と上柳アナ

―大晦日の観音温泉は、どんなことをやるんですか?

観音温泉では、大晦日にご宿泊いただいたお客さまは、希望される方みんなでバスに分乗して観音温泉から山を下りていった下田・横川地区にある「太梅寺(たいばいじ)」へ除夜の鐘を突きに行きます。1年間無事に生活できたお礼と、来年の健康な生活を祈願します。私も以前は同行していましたが、いまは従業員に引率をお願いしています。標高が600mあるので深夜は冷えますが、それでも年越しはリピーターの方が多いので、毎年楽しみにされている方が多いんです。

太梅寺の参道

―明けて1月1日は、どんなことを?

朝は臼を出してきて「餅つき」を始めます。もち米から蒸かして館内・正運館の多目的ホールにみんな集まります。先日お邪魔した「ロロ黒船」さんがあんこを提供して下さるので、あんころ餅にしたり、地元の方が用意して下さるきな粉できな粉餅にしたり、あと、大根おろしの3つを用意してお客様に振舞います。皆さん喜んで下さいます。もちろん従業員も一緒にいただいて、みんなで新しい年をお祝いします。従業員のための正月料理も(私が用意して)出しています。

観音温泉るんるんタイムの収録風景

(東金市の方)

本当はもっと早く観音温泉へ行きたかったのですが、子供が亡くなったため延期していて、ようやく観音温泉へ来ることができました。この話を鈴木会長がずっと聴いて下さってとても心が安らぎました。

憶えていますよ。私も胸が痛みました。普通は、身内ではない人にお話しできないことだと思います。私に心を開いてお話し下さったことが本当に嬉しい。人間は(つらいことがあっても)、自分で(言葉にして)訴えることで、心が安らぐんです。

ガラティア観音乃湯

(松本さん)

持病もちの両親と妻の4人で観音温泉に泊まりました。(番組を通して)会長のお話を聴いていて、ただただ会長にお会いしたい一心でお世話になりました。チェックインから夕食、翌日のチェックアウトまで、鈴木会長にお会い出来て、写真も撮らせていただきました。母は終始上機嫌。父も普段は無口で気難しいと思っていたのですが、観音温泉では、いままで聞いたこともないような昔話をずっとしてくれて、とても機嫌よく過ごすことができました。親孝行が出来て、とてもよかったです。

原点に戻ることができるんでしょうね。山のなかで何もない所ですから。ふと、自分の歩んできた道を振り返ることができるのかもしれません。先日も(1月に番組に出て下さった)堀ちえみさんが、今年も観音温泉にお越しになって仰ってましたが、「ここに来ると原点に戻れる。そこから、また『出発しよう』と、新たなエネルギーが出てくる。やっぱり自然の力なのかな」と。

観音温泉の夜空

(相模原市・しょうこさん)

役所勤めの息子夫婦と念願の観音温泉に来ることが出来ました。腰の手術をして以来、すっかり出不精の主人を説得して出かけました。不愛想な主人にも、鈴木会長は声をかけて下さってとても有難かったです。山のなか、露天風呂で、夜空を見上げたら、「北斗七星を初めて見た」とお嫁さんが言っていました。いい旅になりました。

―番組にも「観音温泉で鈴木会長とお逢いした」というメッセージをたくさんいただいています。会長もお仕事中ですので、会長へのお声がけは、ぜひ無理のない範囲でお願いします。

(観音温泉・鈴木会長×上柳アナのトーク、来年に続く)

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

令和3(2021)年も「観音温泉るんるんタイム」をお聴きいただきありがとうございました。令和4(2022)年も、どうぞお楽しみに!

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。