観音温泉 るんるんタイム

2022.01.06

【第59回】観音温泉、聴取者の皆さんの思い出

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。令和4(2022)年もよろしくお願いします。今年も、観音温泉・鈴木和江会長に上柳昌彦アナウンサーがお話を伺ったり、観音温泉を支える皆さんにご登場いただきながら、様々な話題をお届けしてまいります。今回は、観音温泉へお出かけになった聴取者の皆さんからのおたよりをご紹介します。

観音温泉るんるんタイム収録風景

(横浜市・モーちゃん)

還暦を迎えて定年退職する主人のために、娘と3人、観音温泉に伺いました。伊豆・下田をクルマで巡り、日が暮れて真っ暗な細い道を不安になりながら、看板だけを頼りに到着しました。奥下田の名の通り、本当に山のなかにある温泉旅館なんですね。しかし、真っ暗な寒いなか、外まで観音温泉のスタッフの方は、温かい笑顔で迎えて下さいました。通されたお部屋もステキで、とくに景色が一望できる部屋のお風呂はもう最高!娘は私たちが寝たあと、満天の星空の下、YouTubeなどを見ながら2時間もお風呂に入っていたらしいです。私たちは、交代で朝焼けを見ながら、至福のお風呂タイム。もちろん大きいお風呂にも行きました。お料理もとても美味しかったです。夕食の時、会長が各テーブルを回りながら、いろいろなお話をされていたので、ラジオを聴いて来たとお話すると、大変うれしそうにうえちゃんの話をして下さいました。一緒に写真も撮らせていただきました。

―夜、初めて来る方は、「本当にこの先にあるのか?」と思われるかもしれませんね。

鈴木:俗世界を離れるような感覚でしょうね。心洗われるような気分かもしれません。私もそうです。自分でハンドルを握って、クルマで観音温泉と東京を行ったり来たりしていますが、(国道414号の)天城トンネルを抜けると、(観音温泉の女将としての)スイッチが入るんです。

ピグマリオンの部屋付きのお風呂

(グロリアしげるさん・70歳)

私の妻の実家が、南伊豆の石廊崎(いろうざき)にあるんです。観音温泉は40数年前から、毎年1~2回、日帰り入浴で利用させていただいておりました。40数年前、初めて観音温泉へ伺ったとき、命がけで行ったのを記憶しています。いまは観音温泉までの道も舗装されていますが、昔は途中まで舗装されていて、その先は未舗装、地肌むき出しの道でした。車のすれ違いもぎりぎりで、待避所によけながら、互いに行き交っていました。そうやってやっと観音温泉にたどり着いていた、そんな感じです。

鈴木:元々は「けものみち」だったからね。それが農道になりまして、いまは下田市の市道になりました。これからあの道も広げていかなくてはと思っています。私も所々、空いた土地を買って、車のすれ違いができる場所を作っています。本当は市の仕事なんですけどね(笑)。

狭い道もなんのその!ドライバーの金崎さん

(横浜市・放浪人さん、46歳)

子どもが小学校の頃、まちの剣友会(剣道団体)の合宿で、観音温泉にお邪魔しました。大人・子ども全部で25名くらい。夕食の後、女将さんと番頭さんが広間にいらして、子供たちが一斉に「よろしくお願いします!」とみんなで挨拶したら、「まぁ、礼儀正しくて可愛いわね。お風呂に入った?」と声をかけて下さったのを憶えています。

鈴木:憶えて下さっていて嬉しいですね。先日JOCのウエイトリフティングのトップの方とお話する機会がありました。その方も「観音温泉で皿を洗わせてもらいました」と仰っていました。合宿で来た時に、スタッフの人手が足りなくて、食事の皿洗いを手伝ってもらったことがあったんです。「洗ったら、皆さんビール1本ね!」とか言って。そういうのは思い出になるんですね。人間はいいことは忘れちゃうけど、辛いことは憶えているんです。観音温泉で合宿をした皆さんは、目の前の坂道、とくに“登りの辛さ”を憶えているようです。

(観音温泉・鈴木会長×上柳アナウンサーのトーク、つづく)

鈴木会長

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。