観音温泉 るんるんタイム

  • TOP
  • ブログ一覧
  • 【第47回】観音温泉の化粧品はどのように生まれたのか
2021.09.30

【第47回】観音温泉の化粧品はどのように生まれたのか

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。今回は観音温泉水を使って作られている、様々なグッズについて。

鈴木会長と上柳アナ

―観音温泉では、観音温泉水を使って「フェイス&ボディーソープ」とか本当にいろいろなものを作っていらっしゃいますね?

元々、南伊豆で手作り石鹸を作っている所があったんです。しかも、観音温泉水を入れて作っていましたので、私も遊びがてら作る様子を見に行っていました。このときに作った固形の石鹸を知り合いにプレゼントしていました。そのうち、(石鹸の話を耳にされた)お客さまから「まだ石鹸は出ないの?」というお声をいただくようになったんです。確かに観音温泉は、Ph9.5のアルカリ性のお湯ですので石鹸の原料といってもいいお湯です。ならば、化粧落としにいいなぁと気が付きました。

Ph9.5の源泉が注がれるガラティア観音乃湯

―これも、会長が考案されたんですか?

私は「ものづくり」が大好きですから。でも、観音温泉水を使った石鹸の商品化に当たっては、薬事法をクリアすることが必要になりましたので一生懸命勉強しました。そのなかで千葉にある透明石鹸を作っている会社・四ツ葉油化さんと繋がることができて、「観音温泉フェイス&ボディソープ」を作っていただけるようになりました。ただ、こちらでは固形の石鹸は作られないとのことでしたので、大阪の会社へ観音温泉水を運んで、透明石鹸として販売することができるようになりました。

ガラティア観音乃湯

―「観音温泉クリスタルソープ」ですね。

これが出たことで、お客さまからは「肌水が欲しい」とか、次々とお声をいただくようになりました。そのうちに、神奈川の秦野に拠点を置く会社と繋がることができました。研究員の皆さんも親身になって商品開発に取り組んで下さったので、いまのように、観音温泉水を使った様々な形の商品が生まれたわけなんです。やはり薬事法がありますので、商品開発は専門家がいないと大変です。法律的に入れなければならない化学薬品はあるんですが、これをギリギリで抑えて、出来るだけ温泉水で賄えるようにという私の要望に応えて、一生懸命勉強して下さいました。普通、商品開発は、いろいろな会社の門をたたいても、「これは出来ません」という所が多いんです。化粧品の開発も最初は女性の趣味ぐらいだろうと思われていたと思うんです。でも、私がガンガンやっていくと、研究員の皆さんもどんどん立ち上がって下さいました。若いスタッフの子たちが本気になってくれたんです。特にこだわったのは「匂い」の部分です。出来るだけ匂いを無くして、自然な香りになるように研究していきました。その人たちも、いまではだいぶ年を取りましたけどね。

観音温泉の化粧品

―「フェイス&ボディソープ」って、顔も体も一緒に洗えちゃうんですね。

顔も体の一部でしょ。しかも、顔こそ一番表に出ている部分です。だから、出来るだけいいものを使いたいですね。私自身も、観音温泉水を使って開発したソープや化粧品しか使っていません。お陰さまで肌ツルツルを保つことができています。シャンプー・リンスは、シルクプロテインを目いっぱい入れさせました。これらの商品は、観音温泉のホームページからも購入できます。お家でも、ぜひ観音温泉気分を堪能して下さい。

(観音温泉通販ページ:飲泉ショップ -温泉水・温泉化粧品- (takinogawa.net)

(鈴木会長×上柳アナのトーク、つづく)

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

最新コーナーブログ
パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。