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2024.10.28

#343「神奈川県清川村産のお茶を使ったユニークな商品!KIYOKAWA CHABACCO(きよかわちゃばこ)の正体に迫る!」の巻

立川晴の輔です。あなたは今日、お茶を飲みましたか?

「あなたは今日、お茶を飲みましたか?」という質問をされたら「お茶飲みましたよ!ペットボトルのお茶を」と答える方が多いのでは?

では「あなたは今日、茶葉から淹れたお茶を飲みましたか?」と聞かれたらどうでしょう?急須を使って淹れたお茶を飲む機会は、最近減ったという人、結構いると思います。その証拠に、農林水産省が発表している令和6年6月時点の「茶をめぐる情勢」という資料によると、茶葉から淹れる緑茶のことを「リーフ茶」といいます。このリーフ茶の消費量は減少傾向。1世帯当たりのリーフ茶の消費量は、平成19年では1,038gだったのが、16年後、令和5年には676gまで減少しているのです。ただ、リーフ茶で飲んでいる人は減っているのですが、お茶飲料として飲んでいる人は増加しているのだとか。

今回はそんな「お茶」にまつわる話題!舞台は、神奈川県にある清川村

清川村(きよかわむら)は、神奈川県の北部に位置し、愛甲郡に属する村。神奈川県唯一の村である。
村域は上向きの三角形に近い形をしており、おおむね北部が宮ヶ瀬地区(旧・宮ヶ瀬村)に、南部が煤ヶ谷地区(旧・煤ヶ谷村)に分かれている。
煤ヶ谷地区には村役場や生涯学習センター「せせらぎ館」などの公共施設が集中しているほか、道の駅清川がある。wikiより引用

ここで生産されている「清川茶」。この清川茶を使ったちょっとユニークな商品が発売されて話題になっているのです。果たしてどんなお茶なのでしょうか?

清川村・建設農林課の城所尊さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 神奈川でお茶のイメージってあんまりなかったのですが、清川茶はどんなお茶なのですか?

 

城所「清川村で収穫された茶葉の大半は、神奈川県の「かながわブランド」に登録されている足柄茶の荒茶として村内で加工し、足柄茶業センターへ出荷しております。その中で収穫された一部の村内で製茶した茶葉を『清川茶』と呼んでいます。豊かな自然の中で育まれた清川茶は香り高く、後を引く甘みと旨みが特徴となっています」

茶畠と梅林

清川茶

晴の輔 足柄茶は聞いたことがあります。清川村は神奈川県で唯一の村なのですね。地元の清川茶を使ったユニークな商品とはどのようなものですか?

 

城所「スティック状の粉末茶で『KIYOKAWA CHABACCO』といいます」

 

晴の輔 「KIYOKAWA CHABACCO」!何か名前を掛け合わせたような名前ですね!?

 

城所「そうなのです。お茶の箱の『箱』とデザインのたばこ箱を掛け合わせてチャバコと呼んでいます。またパッケージはたばこ箱を模したものになっております」  

城所「そうです」

 

晴の輔 その中にお茶が入っているから「KIYOKAWA CHABACCO」なるほど!そこには注意喚起の似たような文字やデザインが書いてあるのですか?

 

城所「たばこ風になるようなデザインを施しておりまして、注意書きなどについては清川村を気にかけて頂けるような文章にもじっております。デザインは村のイベントなどをイメージしたものです」

晴の輔 ぱっと見たらたばこかな?

 

城所「お茶が入っているようなデザインにはなっていないですね」

城所「そうですね(笑)」

 

晴の輔 そこを狙いですもんね。実際そのパッケージ見た方や買われた方の反応はいかがですか?

 

城所「お茶だとは分からないようなデザインですけど、よく見るとお茶であると分かります。 そこに面白みを感じていただけた方が手に取っていただいているようです」

晴の輔 やられた!と思っていただけると楽しいですよね。

 

城所「そんな効果も狙っております」

 

晴の輔 作る方も楽しまれている!「KIYOKAWA CHABACCO」を通じてどのようなことを発信していきたいですか?

 

城所「発信という意味では冒頭でお話しされていたように『お茶飲料』の消費は拡大する一方で『リーフ茶』の消費は減少する傾向にあります。大半を『リーフ茶』の生産をしている清川村は非常に厳しい状況が続いています」

晴の輔 そうですか。

 

城所「この『KIYOKAWA CHABACCO』を通じて清川茶、清川村を知っていただきたいとおもいます。また清川村では相模女子大学と連携して清川茶を利用した特産品開発なども行なっておりますので、複合的に取り組んでさらに企業振興を図りたいと考えております」

清川緑水

晩秋の中津渓谷

晴の輔 僕は落語家なので前座修行の時は「まずは師匠方にお茶を淹れる」そこからなのですよ。

城所「なかなかお茶を淹れることは聞かないですね」

 

晴の輔 「KIYOKAWA CHABACCO」を通じて全国に清川村を知ってもらいたいという思いもこれで盛り上がればいいですよね。「KIYOKAWA CHABACCO」で、たばこではありませんけど「村の気持ちの火がついた」みたいな感じで。

城所「(笑)そうですね」

 

晴の輔 広まっていただきたいですね

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、KIYOKAWA CHABACCOをプレゼントするなら・・・

・お茶をよく飲む両親にプレゼントする

それとも

・タバコをよく吸う弟弟子にプレゼントする

どっちだ!?晴の輔

 

あぁ、KIYOKAWA CHABACCOの中身はお茶だからね。お茶…、あ、決めました!

 

 

「タバコをよく吸う弟弟子にプレゼントする」

 

今日は「神奈川県清川村産のお茶を使ったユニークな商品!KIYOKAWA CHABACCOの正体に迫る!」というトピックスでお届けしました。見た目はたばこ、中身はお茶とはいいですね。一本一本のタバコに模したスティック状の粉末茶です。粉末茶は回転寿司でおなじみですよね。この機会に皆様神奈川の清川茶を知ってください

そんな「KIYOKAWA CHABACCO」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。