あなたは好きな「ご当地キャラクター」がいますか?
あなたの町には、どんな「ご当地キャラクター」がいますか?
今は全国の市町村にいますからね。僕は1月の東京ドームで行われた「ふるさと祭り東京2019」で【くまもん】に逢っちゃいました!それもバッタリ!くまもんも、クマだから一瞬死んだフリをして…。そんなことはないのですけど。まあカワイイ。
そして同じ九州、福岡県北九州市のPRキャラクター『バナナ姫ルナ』はご存じでしょうか?
北九州でバナナ?って思うでしょ?実は、門司港がバナナのたたき売り発祥の地なのですって。
そこで2016年に誕生したのが「バナナ姫ルナ」。北九州市観光課の職員がコスプレしてPR。コレが話題になりまして、「バナナ姫ルナが案内する観光ツアー」大人気になったのですって!しかし、2018年3月末に「バナナ姫ルナ」は引退… かと思いきや、その半年後に復活!
どういうこと?
では、そんな「バナナ姫ルナ」の中の人、北九州市職員の井上純子さんにお話しを伺います。
晴の輔 バナナ姫ルナのお決まりのあいさつとかあるのですか?
井上「(笑)若干声がカワイらしくなるようなのですけど…言っても大丈夫ですか?」
晴の輔 是非!それを聞きたいがために、インタビューしているようなものですから。
井上「(笑)北九州市からやってきました『バナナ姫ルナ』です!(笑)」
※どんな声をされているのか… radikoのタイムフリーでお確かめください。
晴の輔 (笑)お決まりのフレーズとかはあるのですか?
井上「決まりのフレーズですか!!(笑)」
晴の輔 ゆくゆくは、決め言葉というか、フレーズは作ってもらいたいですね。
井上「全く設定が無く始めた割には、思ったより注目されたという。」
晴の輔 原点は市の職員さんですからね。でも2018年に一度引退されているのですか?
井上「そうなのですね。昨年の3月末で実は引退させていただいておりまして、WEBニュースで調べると、引退とか『普通の公務員に戻ります』と発言したみたいなニュースになっている…(笑)『普通の公務員』って何だ?という感じですけど(笑)」
晴の輔 元々普通の公務員なのに、『普通の公務員に戻ります』と発言したみたいなニュースになっている!キャンディーズじゃないですか!『普通の女の子に戻りたい』!ひょっとしてしてバナナキャンディーなのでは?今、頭の中では『そっとステージにバナナを置いて引退』されたのかな?と想像していますけど。
井上「(笑)引退会見はさせていただきました。」
晴の輔 その後、復活された?
井上「ホントにもうお騒がせなのですが、『そもそもこの引退』は何だったのか?やはり私は市の職員ということで、定期的な2~3年での異動はしていきますので、ちょうどいいタイミングということで、誰かに引き継ぐこともなく、私が引退してただ『バナナ姫』が消えたということです。」
晴の輔 そうか…それだけ盛り上がっているので、引き継がないともったいないですよね。
井上「2代目が現れるという期待も上がる中で、結局は無くて、初代の私としては凄く後悔が残りまして、『やはりバトンを渡さないとだめだろう』という声も聞くようになりまして、それだったら私が復活して、二代目にバトンを渡すべきだろうという思いになり、市の取り組みというより個人、井上純子の個人の活動として始めるべきではないかと」
晴の輔 …そういうことですか!時々プロの世界では『引退します…復活して…、引退して…』何と言いましょうか閉店商法みたいのがありますけど。全然違いますよね。このまま消えてしまうのはもったいない。個人的に復活させたということですよね。
井上「そうです。そうです。」
晴の輔 バナナ姫ルナとして活動していて、苦労したことはあります?
井上「やはり私が子どもが3人いるママなので、子育てとの両立というところは大きかったです。以前、市で活動している時は、キャラクターのイメージを守るために、ママということを伏せて活動してまして。」
晴の輔 ホントのアイドルみたいだったのですね。
井上「イベントにも子ども連れていくことあったのですけど、絶対のルールが『ママって呼んではいけないよ』」
晴の輔 ああ、そうか…もう…
井上「最後の引退会見で、カミングアウトするというワケわかんない展開になって」
晴の輔 (笑)原点は北九州市のPRではないですか。バナナ姫ルナさんが、おススメしたい観光スポットはありますか?
井上「『バナナ姫ルナ』の故郷である門司港に、門司港駅という駅舎がありまして、3月に6年半の改修を経て、グランドオープンしました。」
晴の輔 6年半も改修工事していたのですか!
井上「駅舎自体が文化財に指定されている、歴史のあるとても貴重な駅なのですね。大正時代の見た目を復元しています。その他にも小倉城というお城もあったり、ここもつい先日リニューアルオープンしまして、流鏑馬体験ができたり、忍者になりきったりしたりと、アミューズメントパークのようになっていまして、『小倉城姫』という…」
晴の輔 ん?な、何ですか?
井上「『小倉城姫』という新たなキャラクターが新たにできまして、また私が…」
晴の輔 なぬ…。えっ、『バナナ姫ルナ』やって『小倉城姫』もやっているということですか!
井上「意外と器用だなと自分でも思っております。」
晴の輔 (笑)
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
今、お題が来ました!「晴の輔さんが果物のキャラクターになるなら?・・・
『バナナ王子』 それとも 『イチゴ王子』 どっちだ!?晴の輔」
ふふふふっ、昔『バナナ大使』って番組ありましたけどね。
…決めました!
『バナナ王子』
うん…バナナの皮でね、すべるのは嫌ですけどね。落語家としてひと皮むけたい!分かりやすく、黄色い声援が欲しい!
今日は、「北九州市のPRキャラクター『バナナ姫ルナ』は、市の職員?そして、3人の子供を育てるお母さん!?」というトピックスでお届けしました。
いや~井上さん凄いですよね。市の職員であり、『バナナ姫ルナ』であり、3人の子育てをするお母さん!さらに『小倉城姫』!四足のわらじじゃないですか!よーし僕も頑張ろう!『バナナ姫ルナ』に負けルナ~
そんな「北九州の井上さん」に
それでは、立川晴の輔でした。
「なるほ丼」とはご紹介させていただいた方の紹介や、取材で見つけた、その市町村ならではの「丼」のこと。
今週は大學堂の『大學丼』。
大學堂は北九州市の台所といわれる旦過(たんが)市場を盛り上げるために、地元の大学生の企画で始まったコミュニティスペース。
ここでは、白ごはんのみ入った丼を購入して、市場内の新鮮な魚や惣菜をのっけてオリジナル丼を食べることができます。
全国市町村数1,724のうち、今週紹介で…
-WEB版こぼれ話し-
晴の輔 もちろん北九州のいろんな所に行きたいですけど、姫に逢いたいというファンが増えますよね?
井上「そうですね、そういった声をいただくことも多くてですね、応援してくれる人が多いので、実は先日、門司港駅リニューアルオープンに合わせて『バナナ姫ルナ』の衣装もリニューアルしまして、それも今は個人活動をしていますので、初めてクラウドファンディングに挑戦しまして」
晴の輔 それで集まりました?
井上「20万円集めたいというクラウドファンディングの企画に対して、50数万円ファンの方にご支援いただきまして」
晴の輔 倍以上じゃないですか!
井上「ホントにありがたいですよね。」
晴の輔 一生懸命活動した結果ですよ。
井上「そう言ってくださる方も多いので、頑張ってよかったと思いました。だからこそ皆様の声に答えるためにも、もっと頑張ろうというところですね。」
晴の輔 バナナでエネルギー補給しながら、『小倉城姫』も頑張ってください。
井上「ハイ!」
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