今週のお客様は、SNS世代のシンガー・ソングライター、足立佳奈さん。

目尻に白のラインを引いた印象的なメイクで、お好きな色である緑を身につけてのご来店。2月3日に配信リリースした2曲をお持ちいただきました。

「まちぼうけ」は、“一番にならなくてもあなたの側にいたいと思う”そんな切ないラブソング。もう一曲の「DRIVE」は、“目的地を無理して探さなくてもよくて、いろんな道を巡り巡って最終的には自分らしくいて欲しい”という思いが込められています。

歌詞を書く時は、「ストレートな言葉選びに気をつけていて、どの世代の方が聴いてくださっても一度聴いただけで理解が出来るような言葉で書くようにしています」と、話してくださいました。

足立佳奈さんは、岐阜県海津市のご出身。

地元を流れる大榑川の堤防に咲く桜が大好きだと言う、佳奈さん。LINE×SONY MUSICオーディションでグランプリを獲得して、2017年8月にメジャーデビューしました。オリジナル曲を作り始めるキッカケは、合唱をしていた佳奈さんが、アンジェラ・アキさんの曲「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」と出会ったことでした。

ピアノは三歳の頃から弾いていたものの、なかなかのめり込むというところまではいきませんでした。しかし、アンジェラ・アキさんの心に寄り添ってくれる曲にふれ、ピアノを弾きながら歌でも表現していいんだということが分かったことで、ピアノとも真剣に向き合うようになったそうです。

2月12日（金）から、およそ二年振りのライブツアーがスタートしました。

感染予防対策に細心の注意を払って行われている公演ですが、北海道【cube garden】のステージに立った瞬間、涙が湧き止まらなかったそうです。ファンのみなさんの前に立つライブは、足立佳奈さんにとってはもちろん、アーティストにとってとても温かな場所なんでしょうね。

最終日まで、素敵な時を重ねられることを願っています。