今週のご来店は、神保彰さん。
1980年、カシオペアのドラマーとしてプロデビューした神保彰さんは、驚異的なテクニックとパフォーマンスで、2007年に、ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。カシオペアのサポートなど国内でのバンド活動に加えて、メロディーやアンサンブルを1人でたたき出す“ワンマンオーケストラ”というスタイルで、世界中をツアー。聴く者観る者に強烈なインパクトを残しています。また、国立音楽大学ジャズ専修客員教授として若き音楽家たちへ、ご自身の音楽論を伝えていらっしゃいます。
今年1月1日に、三作のニューアルバム『28 NY Blue』『29 NY Red』『30 Tokyo Yellow』を同時リリースしたばかり。
ファンキーでブルージーな曲を集めた『28 NY Blue』では、切れ味鋭いギタリストのオズ・ノイと、その友人であるベーシストのエドモンド・ギルモアをフィーチャー。
『29 NY Red』は、ピアニストのシルヴァーノ・モナステリオスとベーシストのリッキー・ロドリゲスをフィーチャーして、ラテンのサウンドを楽しめる一枚に。
そして、『30 Tokyo Yellow』は、ドラムスとプログラミングの全てを神保さんご自身のみで仕上げられました。
コロナ禍でのレコーディングは、リモートワークとなったことから、考える時間が多くあったそうです。そこで、「その時の状況に反応する合奏とは違う、自分の引き出しにあるテクニックや表現をフル活用出来た」「セッションでのグルーヴ、リモートワークの利点、それぞれの良さを感じたレコーディングだった」と、話してくださいました。
スタジオにいらっしゃった前日にも、ご自宅でライブ配信を行った神保さん。
昨年から通算28回目のライブ配信でした。今後は、『神保彰 ワンマンオーケストラ 2021』で、各地を盛り上げてくださる予定。無事、そして安全に開催されることを願っています。
追伸・・・
コロナ禍の中、植物性のたんぱく質を中心に摂り、歩く速度を工夫した散歩をするなど、ご自身の健康をより考えるようになったという神保彰さん。鋼のような肉体が生む力強くもしなやかなドラミングは、そんなことが礎になっているんですね。
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