「里地帰」さんがご来店。

今年の春、外出自粛中に番組スタッフが、Instagramでライブ配信やいろんな曲のカバーを披露している里地帰さんと出会ったことが、今回お迎えするキッカケになりました。

里地帰さんは、東京都・墨田区のご出身。現在は、福岡を拠点に台湾、香港、中国などで活躍する 和胡奏者でシンガー・ソングライター。その音楽キャリアは、ギターからスタートしました。音楽活動共に、旅をつづけてきた里地帰さん。その中で受けたインスピレーションや観た風景を音楽で表現。そんな音楽のふる里へいつかまた帰るという信条が、「里地帰」というアーティスト名に込められています。

二胡との出会いは、北京を訪れた時の道端…初めて聴いた二胡の音色に、「女性の歌声に思えるような楽器に衝撃を受け強く惹かれました」と言う里地帰さん。そうして二胡の世界へ足を踏み入れたそうです。二胡の弾き語り奏者として活動していく中で、 「もっと自分らしい音色を追求したい」と、日本の杉や欅と和紙を使った楽器『和胡』を開発。シンガー・ソングライターとして新しい楽曲を生み出し、『和胡』奏者としてオリジナルなサウンドと独特な響きを世界に届けつづけています。

今年７月にリリースされた、ベストアルバム『星を射る君の音』。

二枚組のDisc1にはボーカル入りの楽曲、Disc2では和胡の演奏をたっぷりと楽しむことができます。

なんと(!?) 里地帰さんと、こずえさんは、高校の同窓生。

都立小松川高校の先輩と後輩だということが今回のご出演で判りました。ご出演中、リモートのカメラ越しに、里地帰さんが高校の卒業アルバムを見せてくださると、「おぉっ!!」とテンションがあがったこずえさん。このスタジオにもお越しいただいた尺八奏者の藤原道三さんも同窓ですから、三人での夢のステージも話題になりました。

唯一無二の音色が奏でられるステージの実現を願って・・・

里地帰さんが手に持っているのが日本の杉や欅と和紙を使った楽器『和胡』です。