車中泊スペースとキャンピングカーのシェアリングサービスなどを展開するCarstay（カーステイ）という会社が、新しいプロジェクトを発足しました。
それが、「ローカル バンライフ プロジェクト」。コロナ禍の中、三密を避ける事、そして公共交通機関や宿泊施設が少ない地域でも、自由な車旅を楽しむことができるということで、このプロジェクトが始まりました。

駐車場や空き地を持つ方が車中泊スポットとしてCarstayに登録。キャンピングカーを持たない旅行者がその町を訪れた時、荷台に木製の「家＜モバイルハウス＞」を載せた軽トラックを借り、それで移動や宿泊ができる、というもの。「家＜モバイルハウス＞」は、作る人の思い・遊び心が表現されるので、ひとつひとつ個性的なカタチだったり設備だったりするんだそうです。シェアリングサービスを受ける人が、自分の目的に併せて多くの中から選べるようになると素敵です。

このプロジェクトのスタートの地は、石川県白山市。
Carstay（カーステイ）とのご縁はもとより、観光に力を入れていることや農業に従事する方々の軽トラックを農閑期に活用できることから白山麓が選ばれました。白山での「スローツーリズム」で、豊かな自然を全身で体感できそうです。

Carstayが展開する「バンライフ」という新しい旅や暮らしのスタイルが、これからニッポン各地でどのように活かされるのか…とても楽しみです。