ふたば未来学園副校長の南郷市兵さんに詳しく伺いました。
民間企業の会社員として働いていた南郷さんですが、文部科学省に出向。その時に東日本大震災が発生します。その時、南郷さんは、岩手や宮城の沿岸部で地元の人へ話を聞き、国や民間企業とのパイプ役として活動されました。その中で特に印象に残ったというのが、被災地では学校も休校になっていたのですが、中学生がボランティア活動を目の当たりにしたことだといいます。「教室で教科書から勉強するのではなく、体験することが学びになる。」そんな取り組みを落ち着いたら辞めるんではなく、続けていく活動=創造的復興教育を進めていくことになります。
生徒たちはカリキュラムの中で地域復興のプロジェクトに取り組んでいる
(県外の高校生向けの双葉郡ツアーを多数企画し、避難指示区域との境目のフェンスの前で説明している生徒)
そして南郷市兵さんは、双葉郡広野町に設立された「ふたば未来学園」副校長となります。もともと5つもの高校があったそうですが、原発事故の影響で休校に。東京都現場を行き来している中で、学校がなくなるというのは地域の未来がなくなることだと感じたそうです。その問題を解決していけるような人材を「ふたば未来学園」から育てて行き、高校生のうちから地域に飛び出して、商品を作ったりイベントを計画したりなどする授業をカリキュラムに取り入れて、大人も若者が頑張っているならと背中を押されるような地域のイノベーションを起こす場になっていきたいと話してくれました。
入学した生徒たちは原発事故の被害を受けた双葉郡内をフィールドワークして、地域の課題を見つめる
(みんなで道を歩いている様子。ここは避難指示が解除された地区。
左側のガードレールの向こうはまだ避難指示が解除されていない地区)
ふたば未来学園には、休校となった双葉郡内の高校の校旗が、いつか復活する日を信じて大切に保管されている
(今年の3.11の集会で展示された校旗。手前からふたば未来学園、富岡高校、双葉高校、双葉翔陽高校、浪江高校)
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