大館市役所　観光課観光推進係   富樫照幸 係長に詳しく伺いました。

「青ガエル」と大館市の関係とは？

渋谷駅ハチ公口でハチ公像とともにランドマークとなっていた「初代 5000形車両」通称”青ガエル”が渋谷から秋田県大館市に移設されることが決定しました。その経緯について伺ってみると、渋谷区では現在再開発が進んでおり、渋谷の街を見守ってきた「青ガエル」をどうするのか模索していたそうです。その中で、忠犬ハチ公の縁から大館市に移設がきまったということです。

「”青ガエル”は現役の頃を知らない若い人は待ち合わせ場所に。ご年配の方は当時を知っているので、最新鋭の技術がものづくりニッポン、そして高度成長期を支えた証として思い入れがあるのではないでしょうか？」と富樫さんはお話してくれました。

大館市に渋谷が再現！？その理由とは？

「青ガエル」は5月末から6月はじめにかけて大館市まで移送され、6月はじめに秋田犬の里という観光交流施設の芝生広場に設置し内装を改修。7月めどに一般公開されます。内装は7月ごろ休憩所と渋谷区と大館市の親交の歴史を展示する予定だそうです。

「青ガエル」が設置される予定の秋田犬の里の外観は忠犬ハチ公がご主人の帰りを待っていた当時の二代目渋谷駅がモチーフ。そして、建物の隣にはハチ公像も設置しており、渋谷と同じシチュエーションになります。今後もさらなる大館市と渋谷の親交の形として交流を続けていきたい。とお話してくださいました。