株式会社「能作」の販売事業部長 新多謙三さんに詳しく伺いました。

あるおかあさんが言った一言で奮起！急成長に至ったきっかけとは？

株式会社「能作」は、型にすずなどの金属を溶かし、冷え固まったものを仕上げて製品にする一連の工程を手作業で行っている鋳物メーカーです。

もともとは下請け業者だった株式会社「能作」が工場見学や販売の急成長を遂げたのか・・きっかけは、およそ20年前のある親子の会話でした。現在の社長である能作さんがまだ職人だったころ、お子さんを釣れたおかあさんが見学にこられたそう。見学をしているとおかあさんが「よく見なさい。ちゃんと勉強しないと、あのおじさんみたいになるわよ」とお子さんに言います。その時、親御さんからすると職人はこう見えていたのかという事実を知り、「職人の地位向上しないといけない。そのためにはお子さんから変えていこう」と奮起します。そこで、学校の見学を受け入れるようになったそうです。

今後の展望は？

そして、キンキンに冷えるタンブラーや金属なのに手で簡単に曲げられる変幻自在のカゴなど様々な新商品をヒットさせます。今では、取り扱い店舗も増え、直営店が13店舗に。通販含め全国の型に手に取ってもらえるようになったそうです。今後の目標は、来館された方は満足して帰っていただけるようなサービスを提供できるように、全従業員のサービス工場を目指すことだそうです。