ロケーションジャパン編集部ゼネラルマネージャー・ロケツーリズム協議会事務局長 木庭清美さんに詳しく伺いました。

ロケツーリズムってどんなことをするの？

ロケツーリズムとは、映画やドラマの舞台を訪ねて、風景やおもてなしに触れて旅をすること。ロケツーリズムを通して、しらなかった国や日本の地域をしるキッカケとなる取り組みです。

木庭清美さんたち「ロケツーリズム協議会」は、日本でも世界でも人を呼ぶために受け入れ態勢を整えること、そしていかに楽しんでもらうための仕掛け作りを映画監督や行政の方たちを招いて共有をしています。ロケの誘致は一人ではできない。と木庭さんは日々感じていて、道路での撮影がある場合、警察との協力も必要で、キャストや撮影チームの宿泊なども行う必要があります。だから、行政のトップが誘致について宣言をする必要がある。と話しておられました。

日本での成功例はあの朝ドラ！

日本の成功例でいうとNHK 朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった岩手県久慈市。あまちゃん放映から7年経った今でもファンが訪れています。現在では、あまちゃんのファンが、久慈市の地域の人に触れて、久慈市のファンになりリピーターになっているそうです。木庭清美さんは、観光で来た人に向けて、どこで撮影されたのかわかるロケ地マップが必要と考えています。そのマップの中にはロケ地近くで食べられるお店や楽しめる場所、ホテルなどを載せて、観光客を離さない工夫が必要だと話しておりました。